【制限時間仕事術】ノルアドレナリンと集中力の高め方
こんにちは!Aoneko( @blue_cats03)です。今回はタイムプレッシャーとノルアドレナリンの関係を解説します。
【タイムプレッシャーと集中力の関係】
時間的制約を設けると脳内でノルアドレナリンが分泌され、集中力や学習能力が高まります。
人間は追い込まれたときに、最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されているので、それを理解して利用すれば、生産性が上がります。https://t.co/zdtkVQkZRl— Aoneko Lab (@blue_cats03) March 25, 2021
なぜ夏休みの宿題は1日でできるのか?
あなたは、夏休みの宿題を最後の1日で片づけたことはありませんか。
多くの人が、夏休みの宿題を最後の1日、あるいは最後の数日で片づけた経験があると思います。
「背水の陣」や「火事場の馬鹿力」など、限界に追い込まれた人間が、実力以上の力を発揮することは、昔から知られています。
夏休みの宿題に限らず、「明日までの締め切り」といった期限が迫った仕事に取り組む場面で、「火事場の馬鹿力」を実感したことがあるはずです。
【タイムプレッシャー】制限時間を設けるメリット
制限時間を決めると仕事は効率化します。「1時間で終わらせる」といった時間単位で制限時間を設ける、あるいは「○月○日まで」という期限や期日を設けても同様に集中力がアップし、仕事の効率が高まります。
なぜ追い込まれると集中できるのか?
人は追い込まれると、すごい力を発揮できます。これは、脳内でノルアドレナリンが分泌されるからです。
ノルアドレナリンとは?
ノルアドレナリンは集中力を高め、学習能力を高め、脳を研ぎ澄まします。
ノルアドレナリンはモノアミンの一種、またカテコールアミンの一種である。生体内において、神経伝達物質またはホルモンとして働く。生体内ではチロシンから合成される。ノルアドレナリンの受容体はアドレナリン受容体ファミリーであり、三量体Gタンパク質共役型である。末梢神経系では交感神経における神経伝達物質として重要である。中枢神経系では、橋にある青斑核にノルアドレナリン作動性神経細胞が多く存在し、そこからほぼ脳全域に投射している。中枢神経系ノルアドレナリンは覚醒-睡眠やストレスに関する働きをし、注意、記憶や学習などにも影響すると考えられている。
引用: 脳科学辞典
ノルアドレナリンを理解して、うまく使うことで、脳は最高のパフォーマンスを発揮します。
狩猟時代の頃から、ノルアドレナリンは活躍しております。命の危険が迫ったときに正しい判断ができるよう、ピンチのときに人間の脳はノルアドレナリンが分泌されようになっています。
すなわち、人間は追い込まれたときに、最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されているのです。
参考文献
本記事の執筆にあたり、精神科医 樺沢紫苑先生の『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』を参考にさせていただきました。
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