アリストテレスの『弁論術』から学ぶ説得力・交渉力アップの方法

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アリストテレス『弁論術』

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アリストテレスの『弁論術』から学ぶ説得力・交渉力をアップさせる方法

こんにちは!Aoneko( @blue_cats03)です。今回はアリストテレスの『弁論術』から学ぶ説得力をアップさせる方法を紹介します。

 

 

 

【説得するための3要素】ロゴス(logos)、パトス(pathos)、エートス(ethos)

偉大な哲学者アリストテレスは、『弁論術』で、説得するための3要素を挙げています。

  1. ロゴス(logos: 言論・論理)→ 理屈による説得
  2. パトス(pathos: 感情)→ 聞き手の感情への訴えかけによる説得
  3. エートス(ethos: 人柄・人間的魅力)→ 話し手の人柄による説得

 

パトス(pathos)、エートス(ethos)の重要性

人を説得する場合、理屈による説得(ロゴス)はもちろん大切ですが、パトスとエートスの要素も重要です。「論理語(ロゴス)」のほか、「感情(パトス)」や「人間的魅力(エートス)」の三位一体で、あなたの説得力や交渉力が向上していきます。

アリストテレスの『弁論術』に記載されているとおり、「論理語(ロゴス)」のみならず、「感情(パトス)」や「人間的魅力(エートス)」も同等以上に意識し、学び、実践することが大切です。

 

説得力・交渉力を高める方法

説得力・交渉力は、以下のような5つの力に分類することができます。

  1. 自分の言いたいことを正しく「伝える力」
  2. 相手が言いたいことを正しく「聞く力」
  3. 人に評価される「情熱力」
  4. 相手に信頼される「人間的魅力」
  5. 仕事で成果を上げる力「チーム力」「会議力」

アリストテレスの3つの分類法にカテゴライズするならば、「伝える力」「聞く力」は「論理語(ロゴス)」であると言えます。ロゴスは論理であり、明快な(筋道がはっきりしている)話であります。

「聞く力」に関しては、"批判的傾聴力"が重要となります。批判的とは、「本質をあぶりだす」という意味です。

 

「情熱力」は「感情(パトス)」そのものであり、その意味は、人の心理や情熱、感情です。

情熱力は、気合いや根性論でどうにかなるものではなく、心や体全体を使った人に対する伝え方です。

 

「人間的魅力」は「エートス」のことであり、人柄、存在感、人間的魅力といった意味です。

 

「仕事で成果を上げる力」に関しては、「伝える力」と「聞く力」がベースになります。また、「情熱力」で周りを巻き込み、「あなたの人間的魅力」を最大限に駆使して成果を出す必要があります。説得力・交渉力の5要素をすべて加味した総合力だと考えてもらうとわかりやすいと思います。

 

 

【説得力アップの秘訣】相手にシンクロする

相手を説得するためには、その人の気質や考えや価値観にまでシンクロして、相手にあたかもなったような視点で、物事を考えることが大切です。

世の中には多くのタイプがいて、それを測定する性格テストがあります。例えば、マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標(Myers–Briggs Type Indicator)という性格テストがあります。

Wikipedia: マイヤーズ・ブリッグスタイプ指標(Myers–Briggs Type Indicator)

MBTI - Wikipedia

 

このマイヤーズ・ブリッグスタイプ指標では、人の性格を以下の4つの指標で表すことができます。

  1. ものの見方(感覚か直感か)
  2. 判断の仕方(思考か感情か)
  3. 興味関心の方向(外交的か内向的か)
  4. 外界の接し方(知覚的態度「行動する」か、判断的態度「まずは頭で考える」か)

そして、これらを組み合わせて16タイプに類型化していきます。

この例ひとつとっても、自分とは違う多用なタイプが多く存在することがわかるはずです。

相手にシンクロし、ロゴス、パトス、エートスを遺憾なく発揮することが説得力・交渉力を向上させる秘訣です。