マンチェスター大学のレベルは?世界のランキング評価は?
マンチェスター大学は、イングランドの北西部に位置し、名門校の証といえるラッセル・グループの加盟校として位置づけられています。世界の大学と比較しても常に上位のクラスにランクインするトップクラスの大学です。
QS World University Rankings® 2019では、世界の大学の中で、第29位と評価しています。
ソフトバンクの孫正義氏が卒業したアメリカの名門校カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)が第27位ですので、マンチェスター大学の評価や教育水準が高いことがわかりますね。
マンチェスター大学の入学基準は?IELTSのスコアは?
マンチェスター大学の大学院に入学するためには、学部にもよりますが、一般的にIELTSのスコアは最低6.5が必要です。
マンチェスター大学の留学にかかる費用は?
マンチェスター大学の大学院に進学される際にかかる学費は、専攻する学部によって異なります。参考として、人気のある国際開発学(International Development)と経営学(MBA: Master of Business Administration)の学費を比較してみました。
International students (per annum): £18,500
→ 約2,590,000円(1ポンド=140円で換算)
International students (per annum): £44,000
→ 約6,160,000円(1ポンド=140円で換算)
(※本記事の情報は取材・執筆当時のものです。記事公開後にFeesが変更となる可能性があります。ご入学を検討されている方は改めてマンチェスター大学のHPをご確認ください。)
MBAの学費は、他の学部よりも高いですね。。
MBAの学費が高いのは、マンチェスター大学だけではありません。他の大学もMBAの学費は他の学部よりも高いため、イギリスでMBAの取得を検討されている方は、費用の面、十分注意してください。
マンチェスター大学の寮は?概要と費用を紹介
マンチェスター大学のアコモデーションは、大学のすぐ側にあります。キャンパス内の場所にもよりますが、キャンパスからアコモデーションまでは、徒歩5-10分程の距離です。
アコモデーションの費用は、部屋にトイレや洗面台が付いている部屋とそうでない部屋(トイレ等共有)、そして部屋の大きさ等で若干金額が変わります。一番小さい部屋でNo Basin(トイレ等水回り共有)だと、£108(1week)です。年間に換算すると、£4,446(年間:41 weeks※)です。一番広い部屋でwith Basin(部屋にトイレ等水回り付き)だと、£116(1week)です。
(※寮の契約によっては、7-8月の長期休暇期間中は貸し出さない契約のところがあります。また、本記事の情報は取材・執筆当時のものです。記事公開後にFeesが変更となる可能性があります。ご入学を検討されている方は改めてマンチェスター大学のHPをご確認ください。)
マンチェスター大学の最寄り駅は?
マンチェスター大学の最寄り駅は、Oxford Road Stationです。Oxford Road Stationを10分程歩いて南下すると、マンチェスター大学に着きます。また、マンチェスター大学から中心市街地までも歩いて行くことができます。マンチェスターの街はコンパクトに集積しているので、とても便利です。
マンチェスター大学・ビジネススクール
マンチェスター・ビジネススクールは、1965年に設立された歴史のあるビジネススクールです。'Financial Times: Global MBA Ranking 2019' において世界第59位(英国第7位)に位置し、英国にとどまらず世界中の数あるMBAの中でも実践的でやりがいのあるプログラムのひとつに数えられています。
ビジネススクールの教育施設として新たに建設された, Executive Education Centreの隣には、Crowne Plazaと呼ばれる宿泊施設があり、マンチェスター大学のビジターらがこの宿泊施設を利用します。
マンチェスター大学のキャンパスを紹介
マンチェスター大学のキャンパスは整然と整備されており、とてもキレイです。緑も多いので、気持ちよくキャンパスを歩くことができます。
マンチェスター大学のカフェ
マンチェスター大学の校内には、お洒落なカフェやレストランがあります。ガラス張りのレストランの店内は、外からの光がたくさん入り、心地よい空間です。
マンチェスター大学: キャンパス内の建物
Humanities Bridgeford Streetは、講義・セミナー等で使われ、会議室やシアタールームがある施設です。ホワイエは広々としており、建物内にはカフェも併設してます。
2007年に建設されたArthur Lewis Buildingは、大学のアドミニストレーション機能を果たしています。
Kilburn Buildingは、コンピューターサイエンス学部が使用する建物です。マンチェスター大学のコンピューターサイエンスは、世界的に有名です。800名以上の学生がこの建物にてコンピューターサイエンスを学んでいます。
University Placeは、国際会議等のイベントで使われる施設です。1階にはマンチェスター大学のグッズが買えるギフトショップが入っています。
マンチェスター大学歯科病院(University Dental Hospital of Manchester)は、イギリス屈指の教育病院であり、歯科医師や歯科衛生士を目指す学生を教育するための施設として使用されています。
The John Owens Buildingは、1851年に建設された大学内にある歴史的建造物です。建設当初は、医学部と化学部を除いたすべての学部生がこの建物を使用していました。
Williamson Research Centreは、環境科学を主軸とした学際的な研究ハブとして機能しています。
Simon Buildingは、各学部の講義室やセミナーで使用される建物です。1階にカフェが併設されており、手作りのサンドイッチやケーキを楽しむことができます。
Schuster BuildingとRoscoe Buildingは、University Placeと同様に国際会議等のイベントで使われる施設です。University Placeでの会議をサポートするための施設としても使用されます。展示スペースやレクチャーシアターがこれらの施設に入っています。
Chemistry Buildingは、その名の通り、化学を学ぶ学生の施設です。キャンパス内のオープンスペース、通称ブランスウィック・パーク(Brunswick Park)に隣接しています。
Michael Smith Buildingは、生物学や生物医学の研究施設として使用されています。建物内は、研究室、会議室、オフィスの機能を備えています。
Stopford Buildingは、1972年に建設され、医学、健康学、生物学等を学ぶ学生が使用する施設です。マンチェスター大学の中で2番目に大きい建物です(※マンチェスター大学で1番大きい建物はSackville Street Buildingです)。
Samuel Alexander Buildingは、新古典主義の建物として有名で、200名以上を収容することができる大きな劇場施設がこの建物に入っています。Gilbert Squareと呼ばれているオープンスペースに隣接しています。
Christie Buildingは、1898年に建設され、図書館として利用されていましたが、現在は、当時の内装を保ちつつ、ビストロレストランとして機能しています。
The Beyer Buildingは、自然科学(生物学・地質学)の教育施設として、1887年に建設されました。マンチェスター大学内にある歴史的建造物です。
マンチェスター大学の図書館(Main Library)は、1824年に建設され、400万以上の書籍、雑誌、新聞、地図等が保管されています。イギリスの大学の中でも最大級の図書館です。
Alan Turing Buildingは、2007年に理系の研究施設および宿泊施設として建設されました。数理科学や天文学を研究する大学の職員・研究員、学生らが使用しています。
エンジニアリング・キャンパスは現在建設中です。エンジニアリング・キャンパスの分野は多岐に渡ります。例えば、航空、宇宙、土木、化学工学、材料工学、電気電子工学、そして人工知能(AI)を活用したロボット工学・機械工学等です。
National Graphene Instituteは、主にグラフェン (graphene) を研究する施設として、2015年に建設されました。
グラフェン (graphene) とは?
炭素(=カーボン)原子が網目のように六角形に結びついてシート状になっているものをグラフェン(graphene)といいます。例えば、鉛筆の芯の黒鉛は、グラフェンシート1枚1枚のシートが重なり合っています。
引用元:富士通研究所
マンチェスター大学周辺の治安は?
マンチェスター大学周辺の治安は比較的良好です。一方で、マンチェスターはイギリスの都市の中で犯罪率が高いため、スリや置き引きのターゲットにならないように注意して行動することが大切です。時間と場所を選んで行動すれば、犯罪の被害に巻き込まれる確率は低くなります。別の記事に「マンチェスター市内の治安」について書いていますので、よかったら読んでみてください。
関連記事
マンチェスターの街に関しての記事(「マンチェスターの街並みと観光地の紹介」)も執筆しております。よかったら読んでみてください。
奇跡的に「3ヶ月でイギリスのMBAに合格した」内容を記載しております。戦略的に勉強すれば、短期間で結果を出すことができます。
留学費の工面は色々と苦労したので、海外留学費の資金調達に関して、自身の体験を基に執筆した記事です。
当サイトの執筆者を現在募集しております。
イギリスにこれから住まれる・留学される・旅行に来られる日本人のための役立つ情報がまだまだ少ないため、イギリスの役立つ情報を当サイトから発信しております。
イギリス在住で情報を発信できる方や、当サイトに記事を寄稿しても「いいよ!」という方は、お問い合わせフォームにご連絡ください。ご送信いただいた後、迅速にご返答させていただきます。
スマ留の無料コンサルを活用すると、渡航先(行きたい国)と渡航期間に合わせて、もっとも安いプランを提示してくれます。海外の大学や大学院で直接学び、卒業することを目的とした「正規留学」をご検討の方は、スマ留のコンサルタントに相談するとき、「正規留学」を希望している旨を伝えるとスムーズです。
無料カウンセリングに行った方が良い理由は5つあります。
- コンサルタントに壁打ちすることであなたの留学の目的が明確になる
- もっとも安いプランががわかる
- あなたに合った国や地域がわかる
- 留学したい学校/コースが明確になる
- 現地のライフスタイルや事例がわかる