マンチェスターの見どころ紹介:旅行記ブログ
マンチェスターは、イギリス第3の都市であり、イングランドの北西部、グレーター・マンチェスターに位置する都市です、マンチェスターの名前に馴染みのある方は、おそらくサッカーファンではないでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティという2つの世界的ビッグクラブがこの都市にあり、この2チームが対戦する日は街に物々しい雰囲気が漂います。また、マンチェスターは、音楽の街としても有名で、サッカー好き、音楽好き、というのがマンチェスター市民の典型的イメージです。
今回は、そんなマンチェスターの街の魅力を紹介したいと思います。
マンチェスターってどこ?場所と行き方の紹介
マンチェスターは、イングランドの北西部にあり、ロンドン(London Euston駅)からマンチェスター(Manchester Piccadilly駅)まで電車で2時間40分ほどで着きます。
隣の都市リバプール(Liverpool Lime Street駅)には電車で1時間ほどで着き、スコットランドの首都エディンバラ(Edinburgh Waverley駅)までは、電車で3時間ほどで着きます。
マンチェスター・ユナイテッドのスタジアム見学
オールド・トラッフォード・スタジアム(Old Trafford Stadium)は、かつて香川真司選手が所属していたプレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドFCの本拠地です。
数々の名場面・名勝負がこのスタジアムにて行われてきたことから「シアター・オブ・ドリームズ("The Theatre of Dreams"):夢の劇場」という別名をもつスタジアムです。
マンチェスター市内(Manchester Victoria:ビクトリア駅)から電車で約30分南下したところにスタジアムがあります。
国立サッカー博物館
国立サッカー博物館(National Football Museum)は、市内中心部にあり、2012年に開館されました。イングランド代表にまつわる展示品やW杯のコレクション等が公開されてます。入場料は、大人£10、子供£5です。なお、マンチェスター市民であれば、無料で入場できます。
(※本記事の情報は取材・執筆当時のものです。記事公開後に料金が変更となる可能性があります。ご利用の際は改めてご確認ください。)
昼ごろになると国立サッカー博物館の屋外広場に地元のカップルや子供達が集まり、会話や日光浴を楽しむ場となります。上の写真(屋外広場)は、早朝に撮影したため、まだ人が少ないときです。
マンチェスター市庁舎
1877年に建設されたマンチェスター市庁舎(Manchester Town Hall)は、ゴシック・リヴァイヴァル建築として、街のシンボルになっております。現在は、リノベーション(改修工事)を行っており、建物の中に入ることはできませんが、2024年に再開する予定です。
マンチェスター大聖堂
マンチェスター大聖堂(Manchester Cathedral)は、地主の貴族が1215年に建設したところからはじまり、長い年月の間に経た戦争を含めて、多くの改修工事を重ねて今日に至っています。外観・内観ともに威厳があり、見ごたえのある教会です。無料ガイドツアーも毎日行われているので、この教会について詳しく知りたい方は参加してみてください。
マンチェスター市立美術館
マンチェスター市立美術館は、1823年に開館され、ラファエル前派のコレクションが多く展示されております。入場料は無料です。館内にはギャラリーカフェがあるので、絵画鑑賞の合間にゆっくりとお茶を飲むこともできます。
聖アン教会
聖アン教会(St Ann's Church)は、1712年に教会として正式に認定されたネオ・クラシック様式の教会です。中心市街地の聖アン広場に面しております。教会内は、パイプオルガンが祭壇の近くにあり、ステンドグラスが美しく光っておりました。
ピカデリーガーデンズ
ピカデリーガーデンズ(Piccadilly Gardens)は、市内中心部の緑地広場です。夏場はピカデリーガーデンズの噴水で遊ぶ子供が多くいます。芝生でピクニックを楽しむカップルや家族連れが多く、市民の憩いの場となっております。
マンチェスター 博物館
マンチェスター博物館(Manchester Museum)は、マンチェスター大学の構内にあり、入場料は無料です。恐竜の化石や古代エジプトのコレクション等が展示されてます。観光者よりも地元のイギリス人が子供を連れてよく訪れる場所です。比較的すいているので、快適に見学できます。
マンチェスター博物館2階のNature Libraryには、イグアナ等の爬虫類がいます。可愛いかったので、写真をアップしました(爬虫類が苦手な方はごめんなさい)。
ホーリー・ネーム教会
ホーリー・ネーム教会(Holy Name Church)は、1871年に建設されたゴシック様式の教会です。教会の大きさとプロポーションは、14世紀の大聖堂に匹敵する規模で迫力があります。マンチェスター大学に隣接しております。
マンチェスター中央図書館
マンチェスター中央図書館(Manchester Central Library)は、1934年に建設され、サンピエトロ広場に面しております。2014年にリノベーション工事が終わり、マンチェスター市内の観光名所の一つになっております。一般の貸し出しも行っております。
マンチェスター市庁舎別館
マンチェスター市庁舎別館は、マンチェスター中央図書館に隣接しており、この2つの建物は、ライブラリー・ウォーク(Library Walk)を通じて行き来することができます。マンチェスター市庁舎別館は、政府職員の宿泊施設として使用されております。
KPMG・マンチェスターオフィス
KPMGは、世界4大会計事務所 (Big 4)の一つです。KPMGオフィスは、サンピエトロ広場に面しており、マンチェスター中央図書館とマンチェスター市庁舎別館の向かいにあります。2017年に建設されたこのオフィスは、周辺の建物とうまく調和しており、街のシンボルになっております。
フレンズ・ミーティングハウス
フレンズ・ミーティングハウス(Friends' Meeting House)は、1828年に建築家リチャード・レイン(Richard Lane)のデザインによって建設されました。新古典主義様式の重厚なファサードが魅力的です。現在は、市民の会議室等の用途で使用されております。
マンチェスターでショッピング
マンチェスターでショッピングをするなら、大型ショッピングモール「マンチェスター・アーンデール(Manchester Arndale)」がお勧めです。洋服、家電、食材などなど、ここに行けば欲しいものがなんでも手に入ります。
マンチェスターのユニクロ
Arndale内には、ユニクロ(UNIQLO)のテナントも入っております。日本で馴染みのあるシャツやインナーが手に入るので、日本人としては嬉しいですね!
マンチェスターのカフェ
マンチェスター市内にはカフェが多くあります。お勧めは、ロンドン発祥の高級コーヒーハウスブランドのカフェ・ネロ(Caffe Nero)です。マンチェスター市内に10店舗以上あり、ポートランド・ストリート(Portland Street)のカフェ・ネロは、ガラス張りのお洒落な空間になっております。
マンチェスターのパブ
休日のマンチェスターは、昼間からパブでビールを飲むイギリス人が多く、パブ周辺はとても賑やかです。
パブはイギリス人にとって大衆コミュニティの場所となっています。「イギリス人とお酒を飲むときのマナー」という記事を書いておりますので、イギリス人とパブでお酒を飲む機会がある方はマナーや注意事項を確認してみてください。イギリス独自の「飲み方やルール」がありますので参考になるかと思います。
ミッドランド・ホテル
ミッドランド・ホテル(Midland Hotel)は、創業から100年以上の老舗ホテルです。高級で絢爛なホテルとして有名で、中心地にありながら、治安の良い静かなロケーションとして人気があります。客室は、クラシカルな内装になっております。周辺の観光スポットへのアクセスも抜群です。
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マンチェスターの治安
マンチェスターは、他の都市と比較して犯罪率が高く、中心市街地も場所によって治安の悪い所があります。
今回取材をした際も、ホームレスやマ○ファナを吸う若者等がおりました。街を歩く際は、訪問する場所と時間を予め決めて、その上で行動するようにしましょう。また、人通りの多い道でスマホや地図を持ちながらキョロキョロするのは避けましょう。犯罪のターゲットにならないように気をつけることが大切です。
海外旅行中の盗難対策【おすすめのスリ・置き引き予防アイテム】
最後に、当サイトがオススメする旅行中の盗難対策グッズを紹介します。
貴重品は首から下げるタイプのものを使用すると犯罪の被害に合うリスクが下がります。ご自身の服の下に隠すことができるので、窃盗犯の視界に入りにくいのと同時に、バック等にしまうよりも相手側からしたら盗みにくくなります。
首下げタイプは、手持ちタイプや肩掛けタイプと比較して、スリの被害件数が90%以上少ないといったデータもあるそうです。盗難対策としてぜひ活用したいですね。
カバンのファスナーを開けられないようにするために、パッドロック(南京錠)で鍵をかけておきましょう。「ダイヤル式」なら鍵を無くした時の心配がいりませんので、「ダイヤル式」のものがオススメです。ワイヤーの長さは、長めのものにすると、色々な箇所への施錠に対応できます。
海外旅行中の護身用【防犯アイテム】
もしも海外旅行中に襲われてしまった場合、護身用の防犯アイテムがあれば、犯罪を回避できる可能性があります。
有名ブランドmaceの防犯スプレーマーカーは、犯罪者の攻撃を阻止または抑止するように設計された、非毒性・非刺激ゲルのスプレーです。相手の頭に向けて噴射し続けると、粘着性のジェルが相手の顔をコーティングします。襲ってくる犯罪者の視界が遮られることで攻撃が抑制されます。 手の平サイズなので、海外でも持ち歩くことができます。
ヨシオの防犯ブザーは、他社の防犯ブザーとは比較にならない程の大音量で鳴り響くので、犯罪者も怯んで踵を返す可能性があります。海外旅行中のいざの時に活躍してくれます。