- ラグビーW杯でイギリスが複数チーム出場しているのはなぜ?
- アイルランドは2カ国から形成されたチーム
- イギリスを構成する4つの地域:イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの場所を確認
- イングランド、スコットランド、ウェールズが別々に出場している理由
- アイルランド代表がアイルランド共和国とイギリスの北アイルランドで形成されている理由
- イギリスの出場チームが複数になる理由は過去の歴史を知る必要がある
- イギリス史
- イングランドってどんなところ?
- ウェールズってどんなところ?
- アイルランド、スコットランドってどんなところ?
- ラグビーW杯の見逃し配信・再放送はDAZNのサービスがおすすめ
- イギリス人は弱い者の味方
ラグビーW杯でイギリスが複数チーム出場しているのはなぜ?
こんにちは!イギリス在住のあおねこ( @blue_cats03)です。
今回は、ラグビーW杯でイギリスが複数チーム出場している理由を解説します。まずはじめに、ラグビーW杯に出場しているイギリスのチームを確認しましょう。
- イングランド
- ウェールズ
- スコットランド
- アイルランド(※アイルランド共和国とイギリスの2カ国から形成)
アイルランドは2カ国から形成されたチーム
アイルランドは、アイルランド共和国とイギリスの北アイルランドから形成されたチームです。
アイルランド共和国とイギリスの一部(北アイルランド)から選手が選出されて、アイルランド代表チームが形成されます。
イギリスを構成する4つの地域:イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの場所を確認
イギリスを構成する4つのカントリー(国)は、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドです。イングランド、ウェールズ、スコットランドは、グレートブリテン島に位置しており、北アイルランドは、アイルランド島北東部に位置しております。
筆者が通う大学では、イギリスがどのような構成で成り立っているのかといったレクチャーがありました。大学のレクチャーでもしっかりと教えるほど、イギリス(UK)の構成は、イギリス人にとって、とても大切な事柄なのです。
イングランド、スコットランド、ウェールズが別々に出場している理由
イングランド、スコットランド、ウェールズは、単独のスポーツ団体を有しており、ワールドカップ等の国際大会においては、それぞれの代表に分かれて競い合うことになっています。このような理由から、ラグビーW杯においてもイングランド、スコットランド、ウェールズはそれぞれの代表にて出場しています。
アイルランド代表がアイルランド共和国とイギリスの北アイルランドで形成されている理由
国際スポーツ大会において、イギリスの一部である北アイルランドは、アイルランド共和国と共に全アイルランドを統括する団体に組織されるため、アイルランド代表は2カ国で形成されたチームになります。
イギリスの出場チームが複数になる理由は過去の歴史を知る必要がある
スコットランドとイングランドは、過去に何百年も争い合っていたり、ウェールズはイングランドに征服された過去があったり、北アイルランド問題があったりと、イギリスの歴史を遡ると、イギリスが4つの「カントリー」と呼ばれる「国」によって単一の主権国家が形成されているということがわかります。
すなわち、イギリス(UK)は、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの「国」で構成されているという認識が正しいです。
この歴史的背景を知っていると、ラグビーW杯にて、どうしてイギリスから複数のチームが出場しているのかということがわかります。
また、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドには独自の文化やアイデンティティが存在します。
各出身地(イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランド)のプライドがあるため、それぞれの「国」を認めて、リスペクトすることで、イギリス人とのコミュニケーションがスムーズになります。
このことを理解していないと、知らぬ間に、「スコットランドは国ではないよね」等と、イギリス人に侮辱的な発言をしてしまうことがあるので、気をつけてください。
イギリスで生活していると、4つの国をそれぞれリスペクトすることの大切さを肌で感じます。
イギリス史
サッカーワールドカップやラグビーワールドカップになると、「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」の4代表が出場します。これには連邦王国(The United Kingdom)としてのイギリス固有の事情が深く関係しています。
『一冊でわかるイギリス史』では、連邦王国の説明を図を使ってわかりやすく解説しています。
「オリラジ中田敦彦氏絶賛の『一冊でわかるイギリス史』読んでみた感想とレビュー」は、『一冊でわかるイギリス史』のレビュー記事です。国の成り立ちから、世界史における立ち位置、現在にいたる流れまで、ザックリつかめる1冊です。
関連記事: オリラジ中田敦彦氏絶賛の『一冊でわかるイギリス史』読んでみた感想とレビュー
イングランドってどんなところ?
イングランドは、グレートブリテン島の南部の約3分の2を占めており、北方はスコットランド、西方はウェールズと接してます。
これまで当サイトでは、イングランドのリーズ、ストラトフォード・アポン・エイヴォン、マンチェスター、バーミンガムの都市を取材して記事にしております。よかったら読んでみてください。イングランドのイメージが湧くかと思います。
ウェールズってどんなところ?
ウェールズは、グレートブリテン島の南西に位置し、南にブリストル海峡、東にイングランド、西と北にはアイリッシュ海に接しています。ウェールズの首都であるカーディフを取材して記事にまとめております。よかったら読んでみてください。
ウェールズの国旗にはWelsh Dragonと呼ばれる赤い竜が描かれており、この竜はウェールズのシンボルになっています。カーディフの街のいたるところで赤い竜を見ることができます。
アイルランド、スコットランドってどんなところ?
当サイトはまだアイルランド、スコットランドの取材ができておりませんので、Twitterからアイルランドとスコットランドの様子を紹介します。今後、当サイトは、アイルランドとスコットランドの取材を行いますので、随時アイルランドとスコットランドの情報を発信していきます。
また、当サイトはイギリスの情報を提供できるライターを募集しております。
募集リンク: 【当サイト】ライター募集中(詳細はコチラをクリック!)
アイルランドの首都ダブリンの様子
ダブリン グラフトン通り(アイルランド) pic.twitter.com/lmro1kubBr
— きれいな風景~Have a break~ (@new_rakuen) September 11, 2019
スコットランドの首都エディンバラの様子
エディンバラ旧市街 - 英国スコットランド pic.twitter.com/PH15GiQ1Ar
— 世界は美しい (@beautiful_imgs) September 12, 2019
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イギリス人は弱い者の味方
英国人はスポーツや政治で弱い方(underdog)を味方する理由を解説した記事です。よろしければ併せてお読みください。