バーミンガムの歴史
こんにちは! Aoneko( @blue_cats03)です。
今回はバーミンガムの街と歴史を紹介します。バーミンガム在住のKENJIさんが解説してくれます。

バーミンガム在住のKENJIです。よろしくお願いします!

KENJIさん、いつも貴重な情報をありがとうございます!
今回もよろしくお願いします(^^)

はい!ではまず、バーミンガムの歴史を紹介します。
バーミンガムは、産業革命の中心都市としていくつかの発明の発祥地として知られています。
例えば、蒸気機関を改良したジェームズ・ワット(1736~1819年)とマシュー・ボールトン(1728~1809年)、化学者のジョセフ・プリーストリー(1733~1804年)といった発明家がバーミンガムで活躍しました。

名だたる発明家がバーミンガムで活躍していたのです!
産業革命の中心都市として発展していったバーミンガムですが、19世紀半ばには産業発展に伴って都市化、社会問題の発生、環境の悪化等さまざま弊害に苦しみました。一方で、それも1800年代半ばまでで、知性あふれるジョセフ・チェンバレン市長(1836~1914年)の下、バーミンガムは英国内の都市再開発の先駆けとして有名になりました。
バーミンガム市長でありバーミンガム大学総長であったカリスマ
ジョセフ・チェンバレンは、バーミンガム市長であり、バーミンガム大学の創設者・初代総長でもありました。バーミンガム大学のキャンパスの中心部には、彼を記念してJoseph Chamberlain Memorial Clock Tower(通称Old Joe)が建てられています。

写真: バーミンガム大学のチェンバレン記念時計塔, 出典: 当サイト撮影

Old Joeはバーミンガム大学のシンボルです!
バーミンガムの都市計画
再び歴史の話に戻りましょう。
バーミンガムは、第二次世界大戦の際に激しい爆撃を受けたため、戦後あらためて都市計画の成果をやり直す羽目になりました。一方で、幸運なことに都市の再生に積極的だったバーミンガムは再び草分け的な都市の再生に専念し、ブリンドリープレイス(Brindleyplace)、メールボックス(Mailbox)、ミレニアム・ポイント(Millennium Point)など、バーミンガムを代表する施設が建設されました。

写真: ブリンドリープレイス, 出典: bisnow.com

写真: メールボックス, 出典: whatsonlive.co.uk

写真: ミレニアム・ポイント, 出典: amulet.co.uk
バーミンガムの街
第二次世界大戦後「ブラム」と呼ばれ、疲弊していたイギリス第二の都市バーミンガムは、目覚ましく再開発され、活気のある文化の中心に生まれ変わりました。
大規模な都市再生計画により、現在は魅力的な商店、賑やかなパブ、活気のあるナイトクラブなどがある大都市になりました。
大型ショッピングセンター:ブルリング(Bullring)
また、脱工業化を象徴する施設として、大型のショッピングセンター「ブルリング(Bullring) 」が2003年に建設されるなど、街の中心部にファッショナブルな建築が建設され続けています。

写真: 大型複合施設ブルリング, 出典: 当サイト撮影

写真: 大型複合施設ブルリング, 出典: 当サイト撮影

写真: 大型複合施設ブルリング(内観), 出典: 当サイト撮影

写真: 大型複合施設ブルリング界隈, 出典: 当サイト

写真: 大型複合施設ブルリング界隈, 出典: 当サイト撮影

写真: 大型複合施設ブルリング界隈, 出典: 当サイト撮影

写真: ブルリング界隈にある聖マーチン教会, 出典: 当サイト撮影

写真: ブルリング界隈から見える聖マーチン教会, 出典: 当サイト撮影

ちなみに私は、ブルリングの「Bill's」というカフェ&レストランによく行きます。

写真: ブルリングにあるレストランBill's, 出典: 当サイト撮影

写真: Bill'sのビール, 出典: 当サイト撮影

ここではいつも最初にブドヴァル(チェコ)のビールを頼みます!

写真: Bill'sのハンバーガー, 出典: 当サイト撮影

ビールとハンバーガーがとても合います!
バーミンガムのチャイナタウン(中華街)
ブルリングで食事をした後はいつも少しだけ散歩をします。ブルリングから南に4~5分ほど歩くとチャイナタウンが広がっています。この中華街には美味しい飲茶のお店が何軒かあります。また、ここで自炊用の食材を買ったりもします。

写真: チャイナタウンの様子, 出典: 当サイト撮影

写真: チャイナタウンの様子, 出典: 当サイト撮影
バーミンガム中心市街地の北側エリア
次にBirmingham New Street駅の北側エリアを紹介します。
Birmingham New Street駅の北口から歩いて数分のところにイタリアンレストラン「Bella Italia」があります。「Bella Italia」はNew Streetの通りに面しています。

パスタとピザが食べたいときは、ここに通っています。

写真: Bella Italia, 出典: 当サイト撮影

New Streetにはカフェやバーもあります。

写真: カフェ(Second Cup), 出典: 当サイト撮影

写真: New Streetの様子, 出典: 当サイト撮影
バーミンガム大聖堂
更にNew Streetから北へ3分ほど歩くとバーミンガム大聖堂があります。

少し小ぶりですが、洗練された雰囲気が気に入ってます。

写真: バーミンガム大聖堂(外観), 出典: 当サイト撮影

写真: バーミンガム大聖堂(内観), 出典: 当サイト撮影
バーミンガム美術館
バーミンガム大聖堂から西に3分ほど歩いていくとバーミンガム美術館があります。

ここはラファエル前派のコレクションが充実しています。

写真: バーミンガム美術館, 出典: 当サイト撮影
バーミンガム・ニュー・ストリート駅の概要
バーミンガムの街は、Birmingham New Street駅の近くに観光名所やショッピングセンターなどのサービスが集まっているため、駅から徒歩でそれぞれの場所に行くことができます。

最後にBirmingham New Street駅周辺の様子を紹介します。

写真: バーミンガム・ニュー・ストリート駅(外観), 出典: 当サイト撮影

ニュー・ストリート駅は、ロンドンやマンチェスターなどイングランドの主な街だけでなく、ウェールズ、スコットランドへの直行便も発着するミッドランズの主要鉄道ハブとして使われています。

写真: バーミンガム・ニュー・ストリート駅(内観), 出典: 当サイト撮影

ニュー・ストリート駅の2階には複数のレストランが入っていますので、駅の建物内にて長時間滞在することもできます。

写真: バーミンガム・ニュー・ストリート駅界隈, 出典: 当サイト撮影

KENJIさん、バーミンガムの情報提供とご寄稿、ありがとうございました!イギリスを代表する大都市バーミンガムの魅力が伝わりました!
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