イギリス留学生の部屋(家の中)と生活事情を紹介!
こんにちは! Aoneko( @blue_cats03)です。
今回の記事は、イギリス留学生の部屋や共有スペースをお見せするという企画です。
では、早速見ていきましょう!
イギリスの住宅タイプ
筆者の部屋をお見せする前に、イギリスの住宅タイプを少し説明します。イギリスの住宅は大きく分けると「ハウスタイプ」と「フラットタイプ」になります。
外観からではハウスタイプなのかフラットタイプなのかを見極める事が難しいときもあります。
イギリス留学生の部屋
それでは、筆者の部屋を見ていきましょう。筆者が住んでいる部屋はハウスタイプです。一軒家を何人かでシェアして住んでいます。いわゆるシェアハウスです。
キッチンとリビングが共同なので、この部分でのプライバシーはないですが、筆者はみんなでワイワイするのは苦手ではないので、特にストレスはありません。
まず、この写真は1階のリビングとキッチンスペースです。大きなテレビがこの写真の左側にあります。同居人のドバイ人の男の子は、暇があればこのスペースにてAmazonプライムを使って『鬼滅の刃』を見ています。
筆者はこのドバイ人から「日本は今、鬼滅の刃が流行っているんだぜ!」と、教えてもらいました。日本人よりも日本の文化に敏感な同居人がいるシェアハウスはなかなか楽しいです。笑
ベットルームと勉強スペース
こちらが筆者の部屋です。こじんまりとしていますが、気に入ってます。イギリスは基本的にベットやデスク、クローゼットなどの家具は備え付けてあるので、新たに家具を購入する必要はありません。入居してから購入が必要なモノは、ベットカバーくらいです。ベットカバーは「ALDI(イギリスの格安スーパー)」で購入しました。
シャワールームと洗面台・トイレ
筆者が住んでいる家は、部屋ごとに洗面台、トイレ、シャワールームがついています。シェアハウスと言えども同居人に気を遣わずに好きな時にシャワーに入れるのはありがたいです。ここに引越してくる前は、トイレとシャワーが共同でしたので、学校に行く前の朝の時間帯はシャワールームとトイレの奪い合いになることがありました。
バスタブがないので、お湯に浸かることができませんが、部屋にトイレやシャワーがついているのはありがたい限りです。
イギリスで部屋を探すときは、「No Basin」と書かれている物件は、「トイレ等水回りが部屋になくて共有になる」ので注意してください。
イギリスに長くいると日本の銭湯が恋しくなります。
いくらで部屋を借りれる?シェアハウスの相場は?
筆者の部屋は、1週間に£125でした。£1=135円(賃貸契約時の為替レート)とした場合、1週間で16,875円、1ヶ月で67,500円です。
イギリスの部屋は家具やシャワーなどの設備が日本ほどしっかりしていません。そのため、筆者の住む家くらいのクオリティで1ヶ月の家賃が6万円代なのは結構お得だと思います。
物件を何軒か見た印象として、日本円で月に8~9万円ほど出せば良い部屋を見つけることができると思います。一方で、イギリスの賃貸は安くても月に6万円はしますので、月に6万円以下の部屋を見つけるのは難しいかもしれません。これよりも安い物件は、古くてかび臭い部屋になってしまいます。
これから留学される方は、賃貸の費用を最低でも月に6万円(年間72万円)は確保するようにしておくといいでしょう。
別の記事に「イギリスでの物件探し、不動産屋との契約方法」もエントリーしていますので、よかったら読んでみてください。入居者をオーナーに紹介すると仲介コミッションをもらえる場合があります。このようなお得情報もこの記事に記載してます。
関連記事: 留学生必見!イギリスでの物件探し、不動産屋との契約方法
イギリスのシェアハウスに住むメリットとデメリット
筆者の体験から、イギリスのシェアハウスに住むメリットとデメリットを紹介します。
【メリット】
- 英語が上達する
- 自分知らない現地の情報が入ってくる
- 一緒に料理をしたり映画を見たりできる
- 自分の悩みを相談でき、解決策が見つかることがある
- 同居人を通じて友達が増える
【デメリット】
- 騒音が気になる
- 洗濯機の奪い合いになる
- キッチンの奪い合いになる
- 冷蔵庫スペースの奪い合いになる
- 食器を洗わない人が出始める
- 掃除の役割分担で揉めることがある
シェアハウスのメリット
大学から家に帰ってきても同居人がいるので、必然と英語を使います。筆者の住んでいるシェアハウスは、自分よりも英語が上手な留学生やネイティブの女の子が一緒に住んでいるので、リスニングとスピーキング、ボキャブラリーの向上に役立っていると思います。
また、大学や現地の一次情報を同居人がシェアしてくれたり、お互いの情報を交換することで、イギリスで生活する上での最新の情報を常にアップデートすることができました。
同居人とは、悩みを相談したり、一緒に料理を作って映画を見たりと一緒にいる機会が多いです。同居人の友人が家に来て一緒にパーティーをすることもありました。
シェアハウスのデメリット
シェアハウスのあるある話ですが、共同スペースの洗濯機やキッチンの奪い合いがあります。特に試験期間の時期はお互い時間が惜しいので、自分のペースでスムーズにいかないと同居人がピリピリ・イライラするのがわかります。
また、「働きアリの法則」のとおり、食器を洗わなかったり、共同スペースの掃除をしない人が必ず出てきますので、掃除当番を決めるなどのルールを明確にしておきましょう。筆者の場合は、同居人と話し合い、月に数ポンドずつみんなでカンパして、ハウスキーパーを雇うことにしました。
騒音問題はシェアハウスでよくあること
先ほど紹介した同居人のドバイ人は、『鬼滅の刃』を見てから大学に行くという毎朝のルーティンがあり、これが結構大きなボリュームでテレビを見ているため、リビングルームの真上の部屋に住んでいる筆者は、『LiSA-紅蓮華』が聞こえて、目覚めることが多々あります。苦笑
騒音に関しては、筆者は少し気になる程度ですが、一緒に住んでいるイギリス人の女の子はよく「テレビのボリュームを下げてくれ」とドバイ人の男の子に注意しています。
ルームシェアをする時は同居人への配慮が大切です。
帰宅時間も気をつけましょう
週末は友人とパブに行き、帰宅時間が遅くなることが多いため、深夜の時間帯に家に帰ってきたときはなるべく音を出さないように注意します。
深夜の出入りが多くなると、同居人から「深夜にドアを何度も開け閉めしないでほしい」という忠告があります。
なお、「イギリス人とパブでお酒を飲むときのマナー」という記事も書いているので、よかったら読んでみてください。
関連記事: イギリス人とパブでお酒を飲むときのマナー
留学生がシェアハウス物件を選ぶときのポイント
筆者の経験上、部屋を決めるときは、「賃料」と「アクセシビリティ」を意識して物件を決めたほうがよいと思います。
「賃料」はもちろん安いに越したことはないですが、ポイントは「アクセシビリティ」です。基本的に大学には毎日通うため、大学の近くの物件を選ぶようにしましょう。大学から家までの距離が遠いと、電車やバスなどの交通費がかかってしまいます。
また、イギリスの図書館は基本的に24時間利用可能なので、家が近いと勉強をしたいときにサッと図書館に行くことができます。大学の近くに居を構えることで、快適な学習環境が整います。
イギリス留学生が現地で賃貸物件を借りる方法を解説した記事です。ぜひご覧ください。
関連記事: 留学生必見!イギリスでの物件探し、不動産屋との契約方法
イギリスのバーミンガム大学に留学中のKENJIさんが寮の部屋(家の中)と生活事情を紹介した記事です。大学の寮を選ぶときのポイントが書かれていますので、よかったら読んでみてください。
関連記事: バーミンガム大学の寮を紹介