うつの君、もう死にたいと思っている君、自殺したいと思っている君達へ 〜絶対死ぬな!!〜
どうも、あおねこ( @blue_cats03)です。
突然ですが、あおねこは一度鬱になりかけて、自ら命を断とうと考えたことがあります。
今回はそのお話です。
今でも正直思い出したくない過去(というかその当時の記憶が抜け落ちていてあまり思い出せない)ですが、その当時は、上司にパワハラや暴言を吐かれ、その上司の取り巻きにも苛められていました(取り巻きたちはパワハラ上司が怖くて逆らえずにいたのです。色々とひどい話です)。
あおねこはヘタレで真面目な性分ですので、パワハラ上司に怒鳴られないように真面目に真摯に朝から晩まで働いていました。
1週間に少なくとも3回は終電直前にパワハラ上司から今日中に○○の資料を用意しろと言われます。当然帰れません。
寝れない上に虐められるので、正直頭がパニくってしまいました。
冗談抜きでその当時は生きているこの世界に色がなく、人の顔や街の景色すべてが灰色に見えてました(当時はその自覚すらないのですが)。
また、顔の左側だけストレスで表情が作れなく(動かなく)なりました。
兆候は身体の節々に出ておりましたが、ある日、布団から起き上がれなくなってしまいました。
あおねこはMなので精神よりも身体が先に壊れてしまったのです。
そしてこう思ったのです。
俺、なんで生きているんだろ?
そう思ったとき、突然涙が出てきました。
涙が止まりませんでした。
そして最悪なことを考えてしまいました。
「死んだほうが楽だわ」と。
ただ、死ぬ前に幼少期から気心の知れたゴリラ顔の友人に電話だけはしようと思いました。
パワハラ上司に追いつめられたことを友人のゴリ男に言いつけてやるためです。
(「ママに言いつけてやる!!」があおねこの昔の口癖でした)
あおねこもパニックになりながらも必死だったのでしょう。
そして自宅界隈の中高層マンションから飛び降りることを決意し、匍匐(ほふく)前進で死に場所に向いました。
もしもし。
ゴリ男か?
俺もう限界だわ。
これから飛び降りるから。
今までありがとな。
@自殺モード
ウホウホ(もしもし)。
うん? 急どうした。
・・・・ウホ。
ウホッ??
ウホッ!?
ふぅ。。。
這いつくばってでも生きろやお前。ばかか。
絶対に死ぬな!
わかったな! ウホ!!
僕は彼の声を聞いて、号泣しました。
彼の声を聞いたからではありません。
理由はわからないのですが、涙が止まりませんでした。
色々な感情がぐちゃぐちゃになっていました。
そのときは精神的に一杯一杯だったのかと思います。
飛び降りようとしたビルの屋上で悔しくて悔しくて、ただただ号泣していたのです。
大粒の涙と鼻水が溢れ、僕の顔はぐちゃぐちゃでした。
【後日談】
自殺しようと思った日から数日が断ちました。
会社の総務に相談をした結果、パワハラ上司とは今後一切仕事をしないことになりました。
しばらく会社を休むことになりました。
会社の配慮で復職後は携わる業務も人も変わりました。
そして、
この経験を通じて、僕が気づいたことは以下のとおりです。
- 僕は上司に怒られるときに、いつも自分を責めていた事に気づきました。
- 僕はプライドが高くて、同僚、友達、家族に相談することができなかったことに気づきました。
- 僕は等身大の自分を受け入れる事が大切であると気づきました。
- 僕は追いつめられていて自殺しか視野がなかったことに気づきました。
- 僕は人に相談することや人に自分の弱さを曝け出すことの大切さを知りました。
- 同時に、自分の弱さを知っている奴の方が強いんだと知りました。
- そして、僕の人生の責任を持つのは僕自身であって、他の誰でもないということに気づきました。
- 本当に死んだらダメなんだって心の底から思いました。
もしこの記事を読んでいる方で死にたいと思っている方がいたら、声を大にして言いたいです。
絶対に死ぬな!!
もう一度言います。
絶対に死ぬな!! 生きろ!!
死にたいと思った瞬間にバカみたいに、アホみたいに笑ってみてください。
人生は辛いことの連続だと思います。
でも生きろ!! 絶対に命を断ってはダメだ、そうしないと約束してほしい。
僕たちは君の尊い命を救いたいんだ。
うつを予防する方法
上記で述べた経験を通して、筆者は、うつ病の発生を予防することは、社会的に重要な意味を持っていると強く思っております。
色々と調べた結果、鬱(うつ)病の予防には、運動が有用であるということがわかりました。
くわしくは、『鬱(うつ)病の予防に運動をしよう』をお読みください。
休息をとることの大切さ
辛いときは、休息やココロのサプリメントを摂ることも大切です。
また、筆者は、精神が不安定で、夜の寝つけがすごく悪いときは、素早く眠りれるようにDodowという光のツールを使用してました。
Dodow 素早く眠りに落ちるフランスNo.1光のツール 日本正規品 (バージョン2)
Dodowのおかげで、ベットの中では、仕事の事を考えずに寝れるようになりました。
今でもDodowには感謝しています。
あとがき
本記事の最後に書きそえたいことがいくつかあります。
追伸 1
この記事は自殺者を減らすことを目的に記載しております。
悲しいことに日本は世界の中で自殺率上位国なのです。
あおねこは海外でも仕事をしておりますが、日本は本当に素晴らしい国だと日々思っております。
一方で、自殺を考えてしまう方の心境も自身の体験を通じて少なからず理解できるかと思っております。
社会のイメージでは、いまだに自殺は個人の問題であり、自由な意志や選択の結果だと考えられていますが、実際はそうでなく、様々な要因が複雑に関係して心理的に追い込まれた末の死であると思っております。
国や自治体は支援やセーフティーネットなどの制度・慣行の見直しが必要だと思っております。
個人としては、周りの人々の正しい介入によって、失われる命を助けることができるのではないかと思っております。
追伸 2
あおねこが所属する会社や登場する上司はフィクションが含まれます。
厳しい環境ですが、賃金を頂いている以上は成果を出さなければいけないと思っております。
本記事では、辛くても「絶対に死んではいけない」ということを切に伝えたかったため、具体的な例として、筆者の職場(一部フィクション)の状況を記載した次第です。
筆者は、今の会社にとても感謝しており、会社を恨んだり、訴訟を起こすつもりはまったくございません。
追伸 3
『死ぬくらいなら辞めればいいのに』と思う人は多いかもしれません。しかし、その程度の判断力すら失ってしまうほど長時間労働を強いる企業も国内にはまだあります。
きちんと寝たり、誰かに相談することで、辞めるという選択肢があると再び気が付くことができるかと思います。判断力を失う前に動くことも大事かもしれません。