【白色申告のススメ】創業したばかりは白色申告のほうが有利!そのメリットを解説
こんにちは! 確定申告に詳しいAoneko( @blue_cats03)です。今回は、白色申告のメリットについて解説します。
今日、税理士の友人とお茶をしていてオモロかった話は、青色申告は税務署の利権ビジネスということ(税務署OBの税理士に仕事を流すように複雑化)。
「個人事業者の所得税」の点で言えば、売上が1000万以下なら記帳や経理の人件費を削減できるので白色申告が以外と有利かも!https://t.co/W2wG9XyIbe
— Aoneko Lab (@blue_cats03) January 21, 2021
個人事業者の所得税において白色申告が有利になる理由
本記事は、「個人事業者の所得税」の観点から解説しています。個人事業者の税金の決め方は単純です。その事業の売上から経費を差し引いて、「利益」を算出します。この「利益」が、「事業所得」ということになります。
国や税務署が青色申告を薦めますが、青色申告のメリットは若干の税金割引です。青色申告は複式簿記を必要とするため、記帳の手間や経理の人件費などがかかります。売上が1000万以下なら単式簿記でサクッと記帳のできる白色申告でもいいかもしれません。
なお、青色申告のメリットは別の記事に記載しております。
関連記事: 青色申告で必要な請求書の作成方法
関連記事: 青色申告とは?白色申告よりもメリットが多い理由を解説
白色申告のメリット
白色申告の最大のメリットはなんといっても記帳や経理の負担がそれほど大きくないということです。
利益が300万円というと少ないように思えますが、経費をちゃんと計上すれば、1000万円くらいの売上収入があっても利益は300万円くらいに抑えられます。
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家族事業者が白色申告をする理由
白色申告でも、家族従業員への給料は一定額認められています(妻の場合は86万円まで、妻以外の家族では50万円まで。ただし家族への給料は、事業所得の半分以下)。
家族への給料を規定以上に支払った場合、経費として認められない代わりに、もらった家族には事実上税金がかかってきません。
ドンブリ勘定でやっている家族事業者などは、白色申告のほうが有利になっているケースが多いです。
青色申告をした方がいい人
青色申告をする要件として、次の3点が挙げられます。1つでも該当するものがあれば、青色申告は有利であり、そうでなければ、白色申告でいいのではないかと思います。
- 記帳や経理ができて、細かい節税策を講じる用意があること
- 多額の所得が見込まれ、家族にたくさんの給料を払いたい
- 赤字が見込まれる年が頻繁にあること
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白色申告から青色申告に切り換えるメドは売上1000万から
所得が300万ほどで、売上がだいたい1000万円を超える頃に白色申告から青色申告に切り換えたほうがいいと思います。
【参考文献】悪の起業学
本記事は、『悪の起業学』の第5章白色申告のススメを参考に記載しております。著者は元国税調査官なので、賢い節税の仕方を学ぶことができます。
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