MBA取得は海外留学か国内進学か?

Cambridge Judge Business School

写真: ケンブリッジ大学(Cambridge)ビジネス・スクール, 出典: 当サイト

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MBA(経営学修士)を海外留学で取得するか国内の大学院に進学するか?メリット・デメリットを解説

こんにちは!Aoneko( @blue_cats03)です。

筆者は普段「イギリス留学」の記事を書いています。今回は、MBA(経営学修士)の取得についての記事です。

 

 

まず、MBAの取得を考える際、学校の社会的評価をメルクマールにしてほしいです。

これは海外・国内の大学同様です。海外であれば、「オックスフォード大学」「ケンブリッジ大学」「ハーバード大学」「スタンフォード大学」「コロンビア大学」「MIT」、国内であれば、「慶応義塾大学」「早稲田大学」のようなトップ校を目指してほしいです。

一生CV(履歴書)を書く時に気後れすることがないというのは、実利的にも精神衛生上もこの上ないと思います。特に転職・昇進や、将来大学教員を目指すような志望があるのならば、この点は最も重視すべきポイントになるでしょう。

 

国内でMBAを取得するメリット・デメリット

国内でMBAを取得する場合、海外留学よりも学費を安く抑えることができます。また、英語で講義を行い、日本にいながら海外留学と同様の人材養成を実施するビジネススクールがある一方で、日本語で学ぶことを基調としたビジネススクールが多くあるのも特徴です。
英語を学ぶというハンディキャップなしにグラジュエイト・レベルでの勉強ができ、修了すれば必ず授与されるMBAの学位は魅力的であるといえます。
日本では英語を苦手とする層に、むしろ優秀な人材が隠れているため、日本の大学側はそのような人材を囲い込もうともしています。
日本語のカリキュラムでMBAを取得した場合、デメリットは英語力のディスアドバンテージです。海外留学でMBAを取得した場合、外資系コンサルや外資系投資銀行などへの転職の幅が利きますが、国内でMBAを取得した場合はその点は少し苦労するかもしれません。
他方で、慶応義塾大学ビジネススクールでは、フランスのトップ校「ESSEC Business School」や「HEC Paris」、ドイツのビジネススクール「WHU Otto Beisheim School of Management」とダブル・ディグリープログラムを作るなど、語学力や異文化対応能力を強化できるカリキュラムも用意しています。

 

 

海外でMBAを取得するメリット・デメリット

海外でMBAを取得する場合、英語力のアドバンテージがあり、活躍の主なフィールドで考えれば、「Google」、「McKinsey & Company」、「Goldman Sachs」、「Apple」、「Amazon」、「PwC」、「Accenture」などの外資系企業への就職が有利に働くでしょう。

また、海外のMBAでは世界中からさまざまな人材が集まりますので、世界中のあらゆる業界に人脈を広げることができ、卒業後も仕事の情報交換や相談ができるネットワークを作れるでしょう。

一方、デメリットは、国内留学よりも学費が高くなることです。

経済的な問題は、進学前に明快にしておかなければなりません。当サイトの『海外留学費用のお金をローンで資金調達する方法』では、筆者が海外留学の費用をどのように工面したのかを赤裸々に記載しています。

 

海外留学費用のお金をローンで資金調達する方法
海外留学費用の資金調達に関して紹介。日本学生支援機構の奨学金や金融機関のローンを借りる際のポイントを本記事にて整理しました。日本学生支援機構の奨学金、日本政策金融公庫の教育ローン、メガバンク、地方銀行、信用金庫などのカードローンの金利や返済に関して比較しました。

 

国内進学派?海外留学派?検討の仕方

MBAの取得に際して国内・海外のメリットとデメリットを解説しましたが、経営学修士の学位を得られたときの価値と、それにかかる費用と時間のPL(損益計算書)を検討することが、まず何よりも重要です。

また、教員から得られるメリットとパフォーマンスを自覚して、国内進学なのか海外留学なのかを判定していただければと思います。

事実、有名大学ほど学費が高い傾向もなくはないので、学費が高い安いの絶対額にとらわれず、自分が支弁できる範囲での最高のものを選択してほしいです。

 

MBA取得は人生を変えるのか?

人生を変えるMBA』という書籍がありますが、筆者は、MBA取得は人生を「換える」ことだと思っています。場合によっては家を売ったり買ったりすることより、よほど大きな影響があるのかと思います。

MBAを取得することを目標とするのではなく、その先にある目標を明確にしてMBAの取得を目指してほしいです。

 

 

 

 

人生を変えるMBA

 

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