こんにちは! Aoneko( @blue_cats03)です。
今回の記事は、バーミンガム大学に留学中のKENJIさんがビジネススクールの様子を紹介してくれます。
バーミンガム大学留学中のKENJIです。よろしくお願いします!
KENJIさん、いつも貴重な情報をありがとうございます!
今回もよろしくお願いします(^^)
はい!では早速、紹介していきます。
バーミンガム大学のMBA・ビジネススクールのレベルと世界ランキング
バーミンガム大学のビジネススクールは、イングランド最古のビジネススクールとして有名です。2005年の英エコノミスト誌では、英国第1位にランクされた名門のコースです。
現在(2020年)のランキングは、QS World University Rankings® Europe 2020にて、第36位に評価されています。
バーミンガム大学のビジネススクールは、イギリス国内だけでなく、他国からも高く評価されています。
バーミンガム大学MBA・ビジネススクールの世界ランキング
バーミンガム大学は、世界トップクラスのビジネススクールとして広く認識され、The Economistによる世界のMBAランキング(2019年)では、トップ100にランクされています。
バーミンガム大学ビジネススクールの偏差値レベル
バーミンガム大学の偏差値ですが、イギリスには日本のような偏差値という制度がないため、バーミンガム大学の偏差値というのは存在しません。
しかしながら、バーミンガム大学は、AACSB、AMBA、EQUISの3つの認証機関に認められた、世界でも数少ないビジネススクールのひとつです。ファイナンシャル・タイムズやQS、エコノミストなどからも毎年、世界的に高い評価を受けています。
AMBA: Association of MBAs
EQUIS: European Quality Improvement System
バーミンガム大学MBA・ビジネススクールの難易度
バーミンガム大学のビジネススクールで学ぶためには、ハイレベルな英語力が求められます。バーミンガム大学のMBAを1年で修了させる場合、入学条件としてIELTS(アイエルツ)のスコアは7.0が求められます。
一方で、バーミンガム大学のビジネススクールはMBAだけではなく、投資(Investment)や経営管理(Management)などに特化した修士課程のコースがあり、インベストメントやマネジメントなどのコースは、IELTSのスコアは 6.5で入学可能です。バーミンガム大学のマーケティング分野の修士課程はレベルが高いため、IELTSのスコアは7.0が必要です。
MBAは社会人経験がないと出願できませんが、他のビジネススクールの修士課程は学部からストレートで入学できるため、年齢層が若くなります。学生の多様性や国際色を求めるのであれば、社会人を経てからMBAに入学するのが良いと思います。
バーミンガム大学MBA・ビジネススクールの評判
バーミンガム大学のMBAの特徴は、願書提出時に「国際経営学コース」か「国際金融学コース」かを選ぶ必要があります。そのため、留学中はより専門的な内容を学ぶことができます。
経営学修士・国際金融学コース(MBA Global Banking and Finance)
「国際経営」「国際金融」のプロフェッショナルを育成させるプログラムはイギリス国内だけではなく、海外からも高く評価されています。また、バーミンガム大学のMBAコースは、卒業後のキャリア形成において、大学側のサポートが手厚いため、卒業生の満足度も高いです。
バーミンガム大学MBA・ビジネススクールの通信教育(通信制)
バーミンガム大学のMBAおよびMBA以外のビジネススクール(マーケティングなどの修士課程)には、通信制のプログラムもあります。正規留学をした場合、通常1年間のコースになりますが、通信制の場合は30カ月(2.5年間)のカリキュラムになります。
バーミンガム大学の通信制ビジネススクールは、世界で17位(QS 2020)にランク付けされ、MBA協会(AMBA)の認定も受けており、通信教育の業界では、知る人ぞ知る有名校なのです。
バーミンガム大学MBA・ビジネススクールの校舎
「バーミンガム大学のキャンパス」の記事でも紹介しましたが、写真を使ってビジネススクールの様子を紹介します。
現地の写真を撮ってきたので、バーミンガム大学ビジネススクールの雰囲気を味わってください。
2017年にビジネススクールの新しい施設(The Alan Walters Building)が建設され、学習環境が更に充実しました。
卒業生の進路
国際経営学コースの卒業後の進路は、コンサルティング、金融、情報通信、製造、不動産など多岐に渡ります。日本から来られる方は、社費で留学している方もいるので、その方々は卒業後は元の会社に復職します。
私の友人はスーパーゼネコンから社費留学でMBAを専攻しています。
国際金融学コースの卒業後の進路は、金融機関でのファンドマネージャー、投資アナリストなどの金融キャリアに偏る傾向があります。
最近のトレンドとして、卒業後はM&A仲介会社に興味を示す方も多いです。「実力があればサラリーマンでもビックリするくらいの年収を稼げるから!」と、意気込む学生がチラホラいます。
MBA・ビジネススクールの授業料(学費)
バーミンガム大学のMBAの授業料ですが、イギリスの欧州連合離脱(ブレグジット)の影響もあり、2020年度入学の学費は前年度より7.3%上がり、£28,980になりました。
£1=135円(2020年4月の為替レート)とした場合、3,912,300円になります。
また、2020年春に流行した新型コロナウイルス感染症は、経済に与える影響が甚大であり、今後も授業料は上がっていく可能性があります。
イギリスのMBA留学をご検討されている方は、学費だけで最低400万円は用意しておきましょう。今後さらに学費が上がる可能性や為替レートの変動を考慮して、500~600万円ほど学費の予算を積んでおくと安心です。
バーミンガム大学のMBA以外のビジネススクール(マーケティングやインベストメントの修士課程)の学費は、おおよそ£22,500 ~£24,120(3,037,500円~3,256,200円, £1=135円換算)のレンジになっております。なお、EU圏内の学生は学費優遇制度があるため、おおよそ£9,900~£11,970(1,336,500円~1,615,950円, £1=135円換算)のレンジになっております。
MBAのコースは学費優遇制度がないため、EU圏内の学生でも他の留学生と同等の学費になります。
MBA・ビジネススクールの奨学金
イギリスのビジネススクールから奨学金を得るには、志望動機書(PS: Personal Statement)と履歴書(CV: Curriculum Vitae)をしっかりと作りこみ、インタビュー試験でしっかりとアピールすることが大切です。
そういえば、あおねこさんはイギリスの大学から奨学金をゲットしましたよね?
はい、奨学金を獲得できた秘訣は、インタビュー試験の対策を入念に行ったからです。
イギリスで初めてお会いしたときに、そのお話をされてましたね!
そうでしたね、その詳細はnoteに記載してます。実際に奨学金をいくら貰えたかなど、無料ではちょっと公開しにくい内容もあるので、有料にしてますが、これを読むと大学から奨学金を得れる確率が高まるかと思います。
有料コンテンツの目次(イギリスMBA合格者によるインタビュー対策のすべて)
有料コンテンツの『イギリスMBA合格者によるインタビュー対策のすべて』では、無料記事『イギリスMBA合格者によるインタビュー対策方法の紹介』の内容をより具体的に解説した内容になっております。関連記事「3ヶ月でイギリスのMBAに合格した方法」も無料なので、よかったら合わせてお読みください。
関連記事
バーミンガム大学の概要をまとめた記事です。現地の留学生がレポートしてくれた内容(ビジネススクール、キャンパス、図書館、学生寮など)を取りまとめました。
海外留学費用の資金調達に関する記事です。日本学生支援機構の奨学金や金融機関のローンを借りる際のポイントなどを解説した記事です。
当サイトの執筆者を現在募集しております。
イギリスにこれから住まれる・留学される・旅行に来られる日本人のための役立つ情報がまだまだ少ないため、イギリスの役立つ情報を当サイトから発信しております。
イギリス在住で情報を発信できる方や、当サイトに記事を寄稿しても「いいよ!」という方は、お問い合わせフォームにご連絡ください。ご送信いただいた後、迅速にご返答させていただきます。