イギリスMBA合格者によるインタビュー対策方法の紹介
こんにちは!Aoneko( @blue_cats03)です。筆者は、2019年1月からイギリスMBA留学の準備をして、2019年3月末に大学2校から合格(Offer)をいただきました。出願した大学2校はいずれもインタビューの試験がありました。
イギリスのMBA留学を検討している方や、既に出願してインタビュー対策をされている方の参考になればと思い、今回「イギリスMBA合格者によるインタビュー対策方法」を本記事に掲載することにしました。
有料コンテンツの「イギリスMBA合格者によるインタビュー対策のすべて」では、本記事の内容をより具体的に解説しております。また、大学から奨学金をいくら獲得できたかなど、無料では公開が難しい内容も包み隠さず記載しております。
MBAに進学する目的を改めて整理
あなたは、どうしてMBAに進学したいのでしょうか?
その目的をしっかりと内省して、理路整然と相手に語れるようにしましょう。
筆者は、徹底して、自分と向き合い、自分が人生を懸けて何をしたいかを見極める分析をしました。自分自身について、具体的なことも抽象的なことも、即答できると自信がつきます。あらゆる方向から自分というものを内省して理解していきましょう。自己内省を深める作業は「日本語」で考えて問題ありません。
自分がMBAで何を学び、卒業後、何をしたいのかを示すことができたら、それを英語の言語で説明できるように訓練していきます。
瞬発的な思考力を磨きましょう
インタビューの際、瞬発的に相手が求める回答(回答は1つではないですが、相手が納得できる回答)を瞬時に応える練習をしましょう。
まずは、リアルタイムで相手の顔色や声のトーンを察知する練習をしましょう。これは英語でなくてもできます。家族や職場の方と接する際に少し視点を変えて、相手の機微を察する練習をしてみてください。
この訓練を重ねることで、インタビュー時に、相手がどのようなことに関心があるのかを瞬時に判断できるようになります。このスキルが身につくとコチラの返答や意見の出し方を変えることができるようになります。
相手がどのようなことを言ってくるかを先んじて想定し、高速かつ綿密に返答できるように繰り返し練習してみてください。
英語での瞬発的な思考力には、とにかく英語を話すことです。筆者はオンライン英会話のBest Teacherにて英語を話す習慣をつけました。その結果、英語での瞬発的な思考力が身に付きました。
また、Skypeでのインタビューは、対面インタビューよりもコミュニケーションをとることが難しいため、オンライン英会話での練習が大いに役立ちました。
オンランのインタビュー前に練習として、DMM英会話などの無料レッスンを利用するのもいいでしょう。
公式サイト: DMM英会話(無料レッスン)
加えて、「人前で論理的に話せるようになる方法」という記事にAudibleを活用した思考力強化のトレーニング法を解説してます。
Audibleのサービスは、「誰でも30日間無料」で利用でき、無料期間中に解約すれば、料金は請求されませんので、30日間だけ英語を強化するトレーニングとして活用するのもありです。Audibleは、英語学習コンテンツもかなり充実しています。
洋書を素早く処理したい方は、Audibleのサービスを活用するといいですよ。
私は日本語は読む方が断然早いのだけど、英語は集中力も含めて聞いてる方が早いので。
AudibleはIELTSのリスニング対策にもなります。【Audible(オーディブル)は英語学習としても有能】https://t.co/qE13zYvAAt pic.twitter.com/tUmG2rRlzy
— あおねこ (@blue_cats03) January 30, 2020
赤ちゃんグッズを作りながら『Factfulness』をAudibleで英語で聞いているのですが、#IELTS writing task1に出てくるような形容詞がごろごろ出てきて、いいリハビリになる!
— ようこ🌏世界を股にてぃ (@Yoko_is_so_fine) December 16, 2019
想定問答集の作成
インタビューを受ける前には、必ず想定問答集を作成しましょう。
予め質問される内容は予測できます。想定した質問内容に対して的確に答える練習をすることで、発言の一貫性を保つことができます。
志望する大学のMBAプログラムを確認
大学側は受験生がその大学のMBAプログラムの内容を理解しているという前提で質問をしてきます。そのため、出願した大学の 1)基本情報、2) 特徴、3) 教育理念等を整理して覚えておく必要があります。志望する大学のホームページに記載されている内容をくまなく理解しましょう。徹底した情報収集を行うことで、他の受験者より一歩抜きん出ることができます。
興味のあるカリキュラムをピックアップ
志望する大学のホームページを確認する際、興味のあるカリキュラムをピックアップしておきましょう。
例えば、面接中に、「ファイナンスやマーケティングに特化した、○○のカリキュラムに興味を持ち、このカリキュラムを通じて、○○したいです」と、具体的に返答できるようにしておくと、面接官に好印象を与えることができます。
このような具体的な回答をできる限り多くストックしておきましょう。
卒業生の進路を確認
大学のホームページや、FacbookやLinkedInなどのSNSを活用して、志望する大学のMBA出身者がどのような分野で活躍しているかを調べましょう。
インタビューでは、「なぜうちの大学のMBAを志望するのか?」といった質問は頻繁に聞かれます。筆者の場合、受験した2校のうち両方ともこの質問はありました。
卒業生のキャリアを理解しておくと、具体的に将来の目標を卒業生の事例を踏まえた上で説明できるため、説得力が増します。
試験官も具体的な返答を受けることで、受験生の目標が明確になり、印象が良くなると思います。
想定問答集をエクセルで作成
筆者は、想定問答集をエクセルで作成しました。受験した2校のうち、この想定問答集から出題された質問事項は8割ほどでした。恐るべし、想定問答集です。事前に準備していた内容をペラペラと話すだけなので、余裕を持って対応することができました。
自分が作成した返答案は、事前にオンラインで添削してくれる「アイディー」にて添削していたので、自信を持って返答することができました。
インタビュー中の心得
大学側は、志望動機や履歴書ではわからない点をインタビューにて評価しようとします。
例えば、1) 人間性、2) 論理的思考能力、3) 表現力、4) コミュニケーション能力などです。
インタビュー中はしっかりと「人間力」があることを証明できるように普段の生活から上記の4点を意識しながら行動しましょう。
人と話す練習を積み重ねることで、1) 人間性、2) 論理的思考能力、3) 表現力、4) コミュニケーション能力は磨かれます。
筆者は、友人をファミレスに呼び出して面接の練習に付き合ってもらったり、同じMBAの受験生と連絡を取り合い、面接の練習をしました。
「考えて、行動して、失敗して、改善して」といった Trial and Error (トライアル・アンド・エラー)のサイクルを繰り返し行いました。
インタビュー時はフォーマルな服装にすること
筆者は、日本時間の深夜に自宅にてSkypeを繋ぎ、インタビューを受けました。
仕事帰りのクタクタな状態でしたが、服装は面接官の評価に大きな影響を与える要素ですので、ジャケットにネクタイといったフォーマルな服装にしました。
Skype機材の準備
筆者が志望した大学のインタビュー試験は、Skypeで行われたため、高性能・高画質の外付けWebカメラを使用して、試験官の心象を良くする工夫をしました。
「Logicool BRIO」は、4Kで更に広角レンズなので好きなように手元や顔を映すことが可能です。全体的に明るくなり、細かな表情を映すことができます。
合格を勝ち取るには細かいところも徹底して配慮する必要があります。
また、オンライン試験で何よりも大事なのは「音声」なので、ヘッドセットも合わせて購入しました。インタビュー試験では、映像よりも音声を明確に聞こえる状態をつくることが大切です。
ロジクール ヘッドセット (H600R)は、レーザーチューニングされたスピーカードライバーとノイズキャンセリングマイクにより、音声はとてもクリアです。音声のストレスがなく、快適にインタビュー試験を受けることができます。また、USBレシーバー付きなので接続は簡単です。
音質が良く、試験管の質問の内容をクリアに聞けた点がよかったです。USBケーブルに接続するだけで使用できます。
Skypeでのインタビューは、対面インタビューよりも高度なリスニング能力が問われます。可能な限り音質の良い機材を準備することをお勧めします。
関連記事: ビデオ会議やオンライン面接にお勧めの音声機器一覧
インタビュー中わからないことは聞き返すこと
インタビュー中、聞き取れなかったり、理解できなかった内容は、しっかりと聞き返しましょう。適当に応えてしまうのが一番よくないので、その点は注意してください。
リスニングがあまり得意でない場合は、予め、「ゆっくり、はっきり話していただけないでしょうか?」とお願いしましょう。
こちらが答える際は、丁寧にはっきりとした口調で返答しましょう。しっかりと自信のある態度で返答することも忘れずに。
インタビュー終了後はお礼のメールを送付
インタビューを終えたら、面接官に感謝の気持ちを述べましょう。そして、当日中にお礼のメールを送付しましょう。
感謝の気持ちを述べた上で、自分が合格することを前提に、「本大学のMBAに入学した曉には、コレコレを大学にて貢献していきたいです」といったような内容を記載しましょう。
早い段階からの準備が合格の秘訣
インタビューの準備・対策は余裕をもって行いましょう。大学の情報収集や想定問答集の作成等は思った以上に時間がかかります。余裕をもって早い段階からインタビューの準備をすることで、合格に一歩近づきます。
有料コンテンツ
イギリスMBAのインタビュー対策のより詳しい解説は有料コンテンツ(『イギリスMBA合格者によるインタビュー対策のすべて』)になってしまいますが、実際にイギリスの大学から奨学金をいくら貰えたかなど、無料では公開しにくい内容も含まれているため、有料にしております。これを読むと大学から奨学金を得れる確率が高まるかと思います。
例えば、以下の内容を記載しています。
- 「インタビュー試験前に準備すべき事項」
- 「質問リストの詳細」
- 「想定問答集の作り方」
- 「インタビューの回答を考える際のコツ」
- 「インタビュー試験の際に実際に質問された内容」
- 「インタビュー試験を経験した上での所感(アドバイス)」
- 「奨学金を獲得できた秘訣」
- 「奨学金をいくら獲得したか」等々
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筆者が3ヶ月でイギリスの大学2校(MBAコース)からOffer(合格)を貰った方法を以下の記事に記載しています。短期間で合格をもぎ取ったノウハウを包み隠さず記載していますので、よければコチラも読んでみてください。