シェイクスピア誕生の街:ストラトフォード・アポン・エイヴォンの観光地を写真で紹介
ストラトフォード=アポン=エイヴォン(Stratford-upon-Avon)は、イングランド中部のコンパクトな街です。この街はシェイクスピア誕生の地として有名で、いたるところにシェイクスピアの名前やイラストを見ることができます。
出典:当サイト撮影 at Royal Shakespeare Theatre
図:レゴブロックで作られたシェイクスピアのイラスト
出典:当サイト撮影
図:ストラトフォード=アポン=エイヴォンの看板
出典:当サイト撮影
図:悩めるハムレットの像
シェイクスピアの作品で登場する人物の銅像もこの街で多く見ることができます。
出典:当サイト撮影
図:シェイクスピア作品の銅像が設置されている公園
ストラトフォード・アポン・エイヴォンの位置図(地図)を紹介
ストラトフォード=アポン=エイヴォン(Stratford-upon-Avon)は、ロンドンの北西部で、イギリス第2の大都市バーミンガムの手前に位置します。
人口は約12万人(参考資料:Census 2011)ほどで、面積は977.9 km2(香川県の半分ほどの面積)です。
出典:openstreetmap.orgのベースマップを基に当サイト作成
図:ストラトフォード=アポン=エイヴォンの位置図
出典:当サイト撮影
図:ストラトフォード=アポン=エイヴォンの行政区域
出典:当サイト撮影
図:ストラトフォード=アポン=エイヴォンの中心市街地のマップ
ストラトフォード・アポン・エイヴォンの街並
ストラトフォード・アポン・エイヴォンは、昔のイギリスといった雰囲気を楽しめるコンパクトな街です。シェイクスピア関連の観光名所巡りだけではなく、エイヴォン川とその周辺の公園にて、散歩やボートを楽しむことができます。
出典:当サイト撮影
図:ストラトフォード=アポン=エイヴォンの街並(1/2)
出典:当サイト撮影
図:ストラトフォード=アポン=エイヴォンの街並(2/2)
出典:当サイト撮影
図:エイヴォン川
出典:当サイト撮影
図:エイヴォン川に隣接する公園
シェイクスピアの生家とその界隈
シェイクスピアの生家(Shakespeare's Birthplace)は、中心市街地のHenley通りにあります。シェイクスピアが生まれてから青年期まで過ごした家です。
出典:当サイト撮影
図:シェイクスピアの生家(1/2)
出典:当サイト撮影
図:シェイクスピアの生家(2/2)
居間や寝室などはシェイクスピアが暮らしていた16世紀当時の家具で装飾されています。
シェイクスピアの生家があるHenley通りの様子
シェイクスピアの生家があるHenley通りの様子を紹介します。
出典:当サイト撮影
図:The Shakespeare Centre
シェイクスピアの生家を見学する場合は、The Shakespeare Centreにて、チケットを購入します。この建物のすぐ隣にシェイクスピアの生家があります。
出典:当サイト撮影
図:Henley通りのカフェ(1/2)
出典:当サイト撮影
図:Henley通りのカフェ(2/2)
お昼頃になるとカフェに人が集まってきます。取材した日は天気が良好だったため、地元の人々が屋外で食事を楽しんでいる様子を撮影することができました。
出典:当サイト撮影
図:Henley通りにある図書館(1/2)
出典:当サイト撮影
図:Henley通りにある図書館(2/2)
Henley通りには、地域の情報を提供する図書館があります。
出典:当サイト撮影
図:Henley通り入口の像 (The jester)
Henley通り入口には目を引く道化師の像が立っています。台座には、シェイクスピアの喜劇『As You Like It(お気に召すまま)』の名言が記載されていました。
The fool doth think he is wise, but the wise man knows himself to be a fool.
(和訳:馬鹿は自分のことを賢いと思っている。だが賢明な人間は自分が愚か者であることを知っている。)
ロイヤル・シェイクスピア・シアター
ロイヤル・シェイクスピア・シアター (Royal Shakespeare Theatre) は、ストラトフォード=アポン=エイヴォンにある大劇場です。客席と張り出し舞台を備えたこの劇場は、1,000人以上を収容することができます。
出典:当サイト撮影
図:ロイヤル・シェイクスピア・シアター
出典:当サイト撮影
図:エイヴォン川と劇場
上の写真奥に見える赤レンガの建物がロイヤル・シェイクスピア・シアターです。この劇場は、カフェやレストランが併設しているので、エイヴォン川の自然を楽しみながら食事をしたり、コーヒーを飲んだりして、ゆっくり過ごすことができます。
出典:当サイト撮影
図:ロイヤル・シェイクスピア・シアター(内観1)
出典:当サイト撮影
図:ロイヤル・シェイクスピア・シアター(内観2)
出典:当サイト撮影
図:ロイヤル・シェイクスピア・シアター(内観3)
ホーリー・トリニティ教会
ホーリー・トリニティ教会 (Church of the Holy Trinity)は、シェイクスピアが洗礼を受け、晩年まで通った教会として有名です。教会の内陣にシェイクスピアと彼の妻アン・ハサウェイが埋葬されています。周辺の中庭と隣接する公園もとても美しいです。
出典:当サイト撮影
図:ホーリー・トリニティ教会(外観)
出典:当サイト撮影
図:ホーリー・トリニティ教会(内観1)
出典:当サイト撮影
図:ホーリー・トリニティ教会(内観2)
出典:当サイト撮影
図:ホーリー・トリニティ教会(内観3)
出典:当サイト撮影
図:ホーリー・トリニティ教会(屋外)
ホーリー・トリニティ教会に隣接する公園
出典:当サイト撮影
図:ホーリー・トリニティ教会に隣接する公園
出典:当サイト撮影
図:ホーリー・トリニティ教会に隣接する公園(舞台の練習中)
ホーリー・トリニティ教会に隣接する公園では、青空の下で舞台の練習が行われていました。
ストラトフォード・アポン・エイヴォンの自然を観光する
ストラトフォード・アポン・エイヴォンは、エイヴォン川が掠めるように流れ、その周辺には公園が広がっています。エイヴォン川沿いを歩くだけで、綺麗な自然を堪能することができます。
出典:当サイト撮影
図:エイヴォン川と遊歩道
出典:当サイト撮影
図:エイヴォン川と観覧車
出典:当サイト撮影
図:観覧車と公園
出典:当サイト撮影
図:川沿いのミニゴルフ・カフェ
エイヴォン川の周辺には観覧車やミニゴルフ・カフェなど、アミューズメント機能も備えています。
また、別記事にてストラトフォード・アポン・エイヴォンの運河と水門について記事にまとめましたので、よかったら読んでみてください。
この記事の中に、『エイヴォン川でボートを楽しむ』『ボートで街周辺を楽しむ』といった記事も記載してます。
ストラトフォード・アポン・エイヴォンのマーケット
毎週金曜日と土曜日にロザー通りにてマーケット (Rother Street Markets) が開催されます。このマーケットでは、屋台の食べ物や地元の野菜、果物、チーズ、オリーブなどの食品のみならず、アクセサリーや美しい花なども出品されています。マーケットはロザー通りの時計台広場で開催されます。
出典:当サイト撮影
図:ロザー通りの時計台
出典:当サイト撮影
図:ロザー通りのマーケットの様子
出典:当サイト撮影
図:マーケットで出品されている食品
おすすめのシェイクスピア作品3選
最後に、シェイクスピアのおすすめ作品を紹介します。シェイクスピアの作品は数多くありますが、その中で筆者が特におすすめしたい作品を3つに絞りました。よかったら読んでみてください。
ロミオとジュリエット
『ロミオとジュリエット』は、結ばれない恋を描いた有名な悲劇です。
テンポ良く言葉遊びのような台詞が飛び込んでくるので、この本を読み終わった後には、実際に劇場にて鑑賞したくなる気持ちになります。
ハムレット
『ハムレット』は、シェイクスピアの4大悲劇と言われる作品の一つです。
『ハムレット』は、先代の王であるハムレット王が殺され、母と王位を叔父のクローディアスに奪われたことから、王子(ハムレット王の息子)であるハムレットが復讐を果たすという物語です。シェイクスピアの人生哲学もうかがえる作品です。
ヴェニスの商人
『ヴェニスの商人』は、友人を援助する為に主人公が強欲なユダヤ人からお金を借りてしまいます。その後、主人公は財産を乗せた船が沈み、お金を返すことができなくなり、困惑してしまいます。最終的には、主人公は救われますが、この作品を通して、簡単にお金を借りてはいけないということを教訓として学べます。
また、ユダヤ人の高利貸しが悪役として描かれている点は、当時の人たちがユダヤ人に密かに抱いていた差別意識を感じました。