体験談:無職から個人事業主になってクレジットカードを作成
こんにちは! Aoneko( @blue_cats03)です。今回は、無職から個人事業主になってクレジットカードを作成した体験談です。
筆者はこれまで無職の時期が一瞬ありました。その時にクレジットカードを作成することができたため、今回はそのスキームを紹介します。
クレジットカード作成のスキームですが、結論から先に言います。
無職から個人事業主になり、個人事業主としてクレジットカードを作成しました。
開業freee(無料)のサービスは、開業したばかり(開業初年度)でもクレジットカードを作成することができます。流れとしては、freeeで無料開業手続きを行い、個人事業主になったタイミングで、freeeのクレジットカードを作成します。
審査までの時間が早く、すぐに審査に通りました!
キャッシングサービス利用可能枠は20万円でした。開業届を提出してすぐにfreeeのクレジットカードを申請したため、妥当な金額だと思います。基本的には金利がつくのでキャッシングは使うつもりはありませんが、何かあったときのために20万円でもキャッシング枠があるのはありがたいですね。
後日、口座振替依頼書が届きました。この書類を提出しないとクレジットカードが発行されませんので、依頼書が届いたらすぐに記入して返送しましょう。
今回筆者が申請したfreeeのクレジットカードは、創業者でも作りやすいようにfreeeとライフカードが共同開発した、年会費無料の事業用カードです。
また、屋号付きのクレジットカードの作成も可能です。その場合は先に金融機関にて屋号入りの銀行口座を開設しておきましょう。
公式サイト: freee
無職から個人事業主になるメリットは?
無職から個人事業主になるメリットを紹介します。大きくは以下の2つがあります。
- 消費税の納税免除
- プライベートな支出の処理も可能
消費税の納税免除
開業をした後に、商品や製品、サービスの販売にともなって、お客様から預かった消費税があったとしても開業してから2年間は納税義務が免除されます(売り上げが1,000万円以下の場合)。いわゆる「益税」の恩恵を受けることができます。
プライベートな支出の処理も可能
例えば、携帯電話をプライベートでも仕事でも使用している場合、とりあえず帳簿には支払った使用料を載せておき、このうちの半分はプライベートで使ったものとして、決算のときに半額だけ経費に計上するというやり方が可能です。
会社(法人)ですと、プライベートと仕事の線引きを明確にして処理する必要がありますが、個人事業主であれば、帳簿の中でプライベートと仕事とで折半したことにすることができます。専門用語でいうと、「自己否認」という会計の処理が認められるのです。
この「自己否認」という形で、交際費、住居、旅費、車などの支出を経費化することができます。
例えば、無職であってもインターネットの販売をされているのであれば、それは立派な事業です。インターネット販売をするときに購入したパソコンやインターネット代、交際費、旅費、住居等は「自己否認」という形で按分計算して、経費化することができます。このようなことから、無職であっても何らかの収入がある場合は、開業届を出して個人事業主になった方がメリットが多く、税制面で受ける恩恵がたくさんあります。
公式サイト: freee(開業手続きが無料)
開業届を出したけど就職先が決まったら?
開業届を出したものの新たな就職先が決まった場合、税務署に行き、廃業届(無料)を提出しましょう。手続きはこれだけで済むので簡単です。無職の人が個人事業主になるデメリットはほぼなく、メリットの方が多いです。
クレジットカードを作るときに収入(年収)はみられないの?
基本的にクレジットカード会社は「安定した収入」を確かめるため、クレジットカードを申し込むときに年収を記入する欄は必ずあります。
一方で、freeeのクレジットカードは、スモールビジネスに特化したクレジットカードなので、開業直後の個人事業主もクレジットカードの作成ができるようになっており、他のクレジットカード会社よりも審査は通りやすいです。
公式サイト: freee
freeeのクレジットカードは年会費無料で審査が早い
freeeのクレジットカードは、年会費無料ですので作っておいて損はないでしょう。
また、申し込みをWebで完結でき、最短4営業日で発行されます。
まずはfreeeで開業して、個人事業主という立場でfreeeのクレジットカードを申請しましょう。
設立直後や、事業所得が低い状態でも審査可能です。
開業したばかりでも審査は通りやすいです。
開業手続きは手間かもしれませんが、開業するメリットは多いのでやってみる価値はあります。そして、freeeなら無料で開業手続きができます。
公式サイト: freee
開業前と開業後どちらがクレジットカードを作りやすい?個人事業主の方が審査は通りやすい!
開業前よりも開業後の方がクレジットカードの審査は通りやすいです。無職から個人事業主という立場に変わるため、審査上の信用が増すからです。
無職でどうしてもこれまでクレジットカードを作れなかった方は、開業届(無料)を出して個人事業主になり、その上でクレジットカードを申請するというやり方をしてみてはいかがでしょうか。
その場合、freeeのクレジットカードが審査に通りやすいのでオススメです。