藤田晋社長の起業家を読んだ感想(書評) 

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【書評】藤田晋の『起業家』を読んだ感想。創業したい人は読むべし

こんにちは!Aoneko( @blue_cats03)です。

今回は、藤田晋さんの『起業家』を紹介したいと思います。

 

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出典:当サイト撮影

藤田社長の『起業家

 

数年前に藤田さんの『渋谷ではたらく社長の告白』を読み、すっかり藤田晋さんの起業家マインドに感化され、それ以降は藤田晋さんの書籍には目を通すようにしています。

 

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出典:当サイト撮影

藤田社長の『渋谷ではたらく社長の告白

 

渋谷ではたらく社長の告白』はまた別の記事でエントリーします。

 

 

 

『起業家』の概要

先に紹介した『渋谷ではたらく社長の告白』が藤田社長の創業ノンフィクション・ドキュメンタリーであるならば、今回紹介する『起業家』は創業後の苦悩や葛藤、そして、そこからのし上がっていく一人の「起業家」のドキュメンタリー本だと言えるでしょう。

起業家』は、創業当初は営業職の強い広告代理事業を主軸としたビジネスを展開していたサイバーエージェントが、アメーバというオウンドメディアをつくり、黒字化するまでの七転八倒劇が書かれてた一冊です。

スタートアップ段階の業務内容や起業、社長業などを学べる一冊です。これから創業・開業したいと思っている方や、ビジネスをされている方には特にオススメしたい本です。

 

ライブドア事件以降もホリエモン(堀江貴文)との仲は健在

藤田さんが会社を立ち上げる前のインテリジェンス時代から、藤田さんと堀江さんは面識がありました。そして、サイバーエージェントを設立した後、「サイバークリック」というクリック保証型バナー広告のシステムを堀江さんの会社であるオン・ザ・エッヂ(ライブドアの前身)と共同で開発した頃から二人の仲はさらによくなっていきます。

 

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出典:ホリエモンチャンネル, 2019

ビジネスジャッジに共演する二人

 

ライブドアショック、ホリエモン逮捕時の様子が赤裸々に

2005年頃の堀江さんは、選挙に出たり、テレビ番組でマラソンをしたり、CMに出演したりと、想像を絶する忙しさでメディアに露出し続けました。一方で、会社経営としても、決算で素晴らしい業績を上げて、株価も大きく上昇し、サイバーエージェントとの差は開く一方でした。そんな状況を振り返り、藤田さんは「すっかり遠く引き離されてしまったように感じた」と記しています。

 

そんな時にライブドア事件が起きます。

 

同じ時代を共に頑張ってきた戦友とも言える堀江さんが犯罪容疑者とされ、藤田さんは愕然となります。

株式市場では、ライブドア株が連日ストップ安をつけ続け、それに釣られるようにサイバーエージェント株も暴落していきました。

 

そのような状況下でも藤田社長は冷静でした。

ネットバブル崩壊時に経験した胆力や開き直れるだけの精神力がその時の藤田社長にはあったのです。

 

あおねこ
あおねこ

経営者たるもの経験とタフな精神力が必要だなぁと思いました。

 

 

この書籍『起業家』では、ライブドア本社に家宅捜索が入った時のサイバーエージェント界隈で起きた出来事も赤裸々に記載されています。

 

 

ホリエモン釈放時のできごと

2006年4月27日。

堀江さんは3ヶ月の拘置期間を経て、保釈されました。

藤田さんはすぐに堀江さんに電話をして二人は翌日会食をします。

六本木「纏鮨 (まといずし)」は二人の行きつけの高級鮨店です。本来お持ち帰りはできませんが、店主の粋な計らいでお寿司をお持ち帰り用として、藤田さんの自宅にて会食となりました。

 

 

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堀江さんが逮捕された後、堀江さんの周りから調子のいい人間たちは一斉に消えましたが、藤田さんは違いました。

この書籍『起業家』では、藤田さんの信念が伝わってくるフレーズがあります。

自分は絶対に堀江さんに対する態度を変えないと決めていた

 

藤田さんの男気が感じられますね。

また藤田さんは、堀江さんが逮捕された後、今まで以上にフラットに関わることができ、「経営者のライバルではなくなって、初めて自然と友人として接することができるようになった」とこの書籍の中で述べています。

 

 

やりとげること、それが起業家である

起業家』の後半部では、自社のメディア事業であるアメーバのコンテンツを黒字化させるまでの苦労話が記載されています。

基本的には社員に任せて仕事をさせるタイプの藤田社長ですが、思うように結果が出なかったため、「2年間でアメーバの結果が出なかった場合は社長を辞任する」というルールを自ら設けて、社長自らがプロデューサーとなり、アメーバ事業を一から立て直していきます。

 

世の中にないものは言葉で言っても伝わらないものです。

結果でみせるしかない。

 

そういった思いなど、藤田社長の決意や行動が赤裸々に記載されています。

また、アメーバ事業を推進していく中で、ついてこない社員がいたり、株主から辛辣な言葉を言われたり、藤田社長は何度も心が折れそうな場面に遭います。

ただ、社長という職業は、社員にも株主にも弱音を吐くことができません。孤独の中でひたすらもがき、一歩一歩前進していくしかありません。藤田社長の孤独感やそれでも頑張り続ける精神は、まさに「起業家」だなぁと思いました。

 

また、起業家はやり遂げる力が必要です。

社員と何度も揉めながらもアメーバのサイトを改良していきました。

その結果、サイトを数か月で30億ページビューにもっていったのです。その推進力はなかなか真似できるものではありません。

藤田社長の「推進力」「実行力」があったからこそ成し得ることができたのだと思います。

 

以前、Facebook創設者のマーク・ザッカーバーグについてツイートしたことがあります。

やはり、起業家はコトを成し遂げる「推進力」「実行力」が必要だと思うのです。

 

 

 

余談ですが、私自身もビジネスを創業して間もないころは、不安や孤独感が常にあり、この『起業家』を読む中で共感するポイントがたくさんありました。

この書籍は、「起業」はキラキラしたものではなく、泥臭くて孤独と不安が常につきまとうものであるということをしっかりと伝えています。そういった点から私は『起業家』は良書だなぁと思います。

なので、これから起業を考えている方は藤田さんの『起業家』を読むと学べることがたくさんあると思います。

あの藤田社長でもたくさん失敗して、それでも諦めずに走り続けたからこそ「今」の藤田社長がいるのです。

失敗を諦めないチャレンジ精神、そして藤田さんがどんな失敗をしてどんな風にして乗り越えてきたのかがわかる一冊です。

 

 

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