【書評レビュー】『稼げるビジネス英語』が勉強になる!(オススメ本)
こんにちは!「イギリス留学サイト」を運営しているAoneko( @blue_cats03)です。
今回は、飯田健雄氏の『稼げるビジネス英語 』を読んだ感想とレビュー記事です。
飯田健雄氏の『稼げるビジネス英語』を読んでみました。この書籍は、ビジネス英語に対する考え方や悩みの解決策をまとめた一冊です。
英語圏の企業で通用するような具体的な人物像を筆者の実体験をもとに読み取ることができます。
経済学者パレートの冪乗則の理論も激同です。https://t.co/YL6hIsBTi1— Aoneko Lab (@blue_cats03) November 9, 2020
『稼げるビジネス英語』の概要
『稼げるビジネス英語』で書かれていることの結論を先に述べます。この書籍では、アメリカやイギリスといった英語圏で頻繁に使われている日常英語(ビジネス英語)を丸暗記して、その一つ一つの表現を会話として成り立つように紡いでいくことを推奨しています。
英会話とビジネス英語の違い
『稼げるビジネス英語』では、「英会話」と「ビジネス英語」の違いを解説しています。「ビジネス英語」の概念を理解した上で、何を勉強していけば効率良く「ビジネス英語」を習得できるのかがわかります。
ビジネス英語は、単に英文法規則に縛られながら確実な英語表現を習得するものではありません。実務的課題を解決していく英語表現を習得していくものなのです。英語習得教授法でも注目されている、タスク・ベース(目標一解決志向)の実践的勉強がビジネス英語です。経営学の全般の知識などは必要でなく、実務に関連する英語を即効で取得したい人々にとって、ビジネス英語こそが役立つのです。
『稼げるビジネス英語』, 第1章ビジネスを成功させるための英語, 第3節ビジネス英語って何?, 17頁
ビジネス英語の諸類型
ビジネスといってもいろいろな領域がありますが、『稼げるビジネス英語』では、コミュニケーション系の領域がもっとも重要であると述べています。
パレートの法則
「パレートの法則」は、ある事象につき、全体の数値の20%からその主な活動が生み出されるという法則です。『稼げるビジネス英語』では、ビジネス英語でもこれが当てはまると述べています。
「パレートの法則」の20%に厳選して、英語圏で使われている使用頻度の高い英語表現を学ぶことで、効率よくビジネス英語を習得できます。
1000時間で英語をマスター?
英語を学習した合計時間の目安として、1000時間という単位を聞くことがあります。一方で、『稼げるビジネス英語』では、1000時間で英語をマスターという学習方法よりも英語の環境の中に自分を置き、英語で考え生活する、英語を通して仕事をする態度を継続しながら英語を身につけることを推奨しています。
映画の効用
『稼げるビジネス英語』では、映画から英語を学ぶことも記載されています。この書籍では、あなたが日常接している言葉や表現に近い映画を選ぶことを勧めています。
状況からセリフを把握する目的をもって、面倒でも日本語字幕なしに映画を鑑賞することも語学向上に活かせます。
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『稼げるビジネス英語』の口コミ・評価評判
『稼げるビジネス英語』の口コミや評価・評判を集めてみました。ビジネス英語の学習方法や勉強するモチベーションが上がる書籍だということがわかりますね。
私のTOEICの得点は500点です。コロナ禍により在宅勤務になったことをきっかけに、会社のガイドラインである730点を目指して勉強を開始しました。それから3か月が経ち、モチベーションが下がり始めていた頃に、知人から紹介していただき本書と出会いました。
何気なく始めた英語学習ですが、何のために勉強しているのかを考え直すことが出来ました。
皆さんは、何のために英語を勉強していますか?●TOEICの得点を上げるため
●英語に自信がないから
●会社や上司に言われているから
●昇進のためこんな方に、おすすめしたい良本です。
面白かった。私もたくさんの英会話・ビジネス英語の本を購入してきた。しかし、もうここ10年ほど英会話の本もビジネス英語の本も内容は似たり寄ったりでこの語学領域は飽和状態であり、新鮮味に欠けていたと思っていました。「稼げるビジネス英語」は、英語学習の断捨離で自分のやりたい仕事に結びつけて英語学習を進めていったほうがよいという趣旨の本。実際、TOEICも英検も大学の推薦・AO入試、就職、若手の昇進試験にのみ適用発揮されるのであり40歳すぎたら勤務評価やその英語能力を使う機会は極端に減っていく。ここが著者の述べているように大学の国際化や人事部のジレンマなのだ。著者は所得格差が二極化していくなかで、費用対効果、時間対効果を考えれば、自分の仕事の即したビジネス英語に集中して起業、転職、越境EC、副業、退職後の小商いで自分の所得を増やしていったほうがいいと結論づけている。確かに、これからは副業・テレワークの時代がくることは否定しがたい。勤務体系も終身雇用と人事異動の働き方から職務ベースの専門性の高い仕事に代わっていくだろう。長い目でみれば日常生活の場面や仕事現場でほとんど使わない英語語彙・表現を増やしていくより、“英語は金なり”で自分の仕事に即した英語を使いながらビジネスに関わりながら仕事をしていったほうが生きがい・働き甲斐も確かにでてくるだろう。この点は著者の考えに賛同する。ただ、惜しむらくは、ビジネス英語で稼いでいる人々をこの本で具体的にもっと紹介してほしかった。
『稼げるビジネス英語』の著者のコメント
『稼げるビジネス英語』の著者である飯田健雄氏がこの本に対するコメントをしていました。飯田氏が仰るとおり、この本には実際のビジネスで使える英語を取得する方法が具体的に書かれています。その点が非常に良かったです。
TOEIC、英検は就職用、若手の昇進用であり40歳すぎたらほとんど役にたたないこと。(これは人事部のジレンマ!)日本の英会話学習はほとんど脈絡のない紋切り型であり使用する機会が限られていること。それよりビジネス英語を勉強して国際専門業務の質を高め。起業や転職に適用したほうがいいことを述べました。