WordPressのログインIDをバレなくする方法

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WordPressのログインIDをバレなくする方法【不正アクセス対策】

こんにちは!Aoneko( @blue_cats03)です。

今回は、WordPressで作ったあなたのサイトのIDをバレなくする方法を紹介します。

この記事をエントリーした理由の1つにWordPressを狙ったハッカーのサイバー攻撃が多発しているという背景があります。この件に関しての詳しい内容は過去の記事に記載してます。

このような理由から、今回の記事ではあなたのWordPressサイトのセキュリティを強化する1つの方法として、サイトのIDを他の人にバレなくするやり方を紹介します。

 

あなたのワードプレス・ログインIDは丸裸です

実は、WordPressの初期設定では、あなたのログインIDが丸見えになっています。

あなたのサイトのURLの最後に「/?author=1」と入れてEnterを押してみてください。

そうすると、下図のようにURLの末尾にログインIDと同様の文字列が表示されているのがわかるかと思います。

 

URL

出典:当サイト作成

URL末尾にログインIDと同様の文字列が表示される

 

投稿者アーカイブは、WordPressログイン画面のIDに紐づいているため、初期段階のままだとあなたのログインIDはバレバレなのです。もしハッカーがあなたのログインパスワードを把握した場合、あなたの大切なサイトは改ざんされてしまうことになります。

 

wordpress_login

出典:当サイト作成

WordPressログイン画面

 

あおねこ
あおねこ

初期状態のままだとセキュリティ上、かなり危ういです。

 

利用するテンプレート(テーマ)によっても異なりますが、「各投稿の投稿者名」、「投稿ごとのアーカイブ」などから特定が可能なのです。

上記のようにサイト上でもIDが分かりますし、その他にも投稿者名がIDのままになっていると、HTMLソース上にも記載されてしまっているので、「投稿者名=ID」を早急に変更することをお勧めします。

 

Edit Author Slugで投稿者アーカイブの表示を変更する

上記のとおり、WordPressの初期設定のままですと、セキュリティ上かなり危ういです。

そこで、投稿者のURLをユーザー名とは別のものに変えることのできるプラグイン「Edit Author Slug」を導入することをお勧めします。

 

Edit Author Slug

 

「Edit Author Slug」のインストール方法は、WordPressのプラグイン設定画面から新規追加をクリックします。

次に、画面右上の検索枠に「Edit Author Slug」と入力します。

そうすると、候補のプラグインが表示されるので、「Edit Author Slug」の「今すぐインストール」をクリックします。

 

Edit Author Slug

出典:当サイト作成

Edit Author Slugのインストール手順(その1)

 

「今すぐインストール」をクリックすると、インストール中と表示されるので完了するまで待ちます。

インストールが完了すると「インストール中」から「有効化」にボタンが変わるので、「有効化」ボタンをクリックします。

有効化が完了すると下図のようにプラグイン一覧画面に、「Edit Author Slug」が反映されます。

 

SiteGuard WP Plugin

出典:当サイト作成

Edit Author Slugのインストール手順(その2)

 

「Edit Author Slug」が有効化されたら、WordPress管理画面の「ユーザー>あなたのプロフィール」をクリックします。そうすると下の方に「Edit Author Slug」セクションが出てくるので、「カスタム設定」を選択して、好きな文字列を入れて「プロフィールを更新」します。

 

slug

出典:当サイト作成

Edit Author Slugの投稿者スラッグ画面

 

「プロフィールを更新」したら、もう一度あなたのサイトのURLの最後に「/?author=1」と入れてEnterを押してみてください。先ほど設定した文字列がURLに出てくることを確認します。

これで少なくとも、「?author=1」でログインIDがバレることはなくなりました。

このように投稿者のスラッグを変更することで、ユーザーIDを隠すことはできますが、投稿者ごとの一覧を出す必要がなければ、投稿者アーカイブを無効化するといった方法もあります。

複数のライターが投稿するようなポータルサイトなどではなく、一人の投稿者が管理しているような場合は、投稿者アーカイブの無効化も選択肢の1つとして考えてみてください。

投稿者アーカイブを無効化するには「functions.php」というWordPressの機能記載ファイルにコードを入力する必要があります。

「投稿者アーカイブ 無効化」などのキーワードでGoogle検索をすると「functions.php」のカスタマイズ方法が出てきます。

 

ワードプレスのセキュリティを強化するための関連記事

今回は、WordPressで作ったサイトのIDをバレなくする方法を紹介しましたが、同時にログインURLを変更すると、あなたのサイトのセキュリティはさらに強化します。

様々な方法で、WordPressで作成されたあなたのサイトのセキュリティを強化することができます。別の記事にもセキュリティを強化する方法を記載しておりますので、よかったらコチラも読んでみてください。

 

WordPressのログインURLを守る方法【不正アクセス対策】
不正アクセスやWeb改ざんからあなたのWordPressサイトを守る方法を解説。SiteGuard(ワードプレス プラグイン)を導入してサイトのURLを変更しましょう。SiteGuardでは、簡単にお好みのログインURLに変更できます。

 

XSERVERでWordPressのログイン制限をかける方法
XSERVERは管理画面から簡単にID・パスワードによるアクセス制限をかける機能が用意されています。XSERVERの管理画面からWordPress(ワードプレス)サイトのID・パスワードによるアクセス制限をかけるやり方を紹介します。

 

WordPressのログインをSiteGuardで守る方法
WordPressのプラグイン「SiteGuard WP Plugin」を使用して、サイトのログインセキュリティを高める方法を紹介します。具体的には「SiteGuard 」を利用してログイン回数制限を設けます。また、「画像認証」を行うことでセキュリティが高まります。

 

安全なパスワード設定
安全で強いパスワードの設定方法を紹介。パスワードの適切な長さは10桁以上。パスワードの使い回しはNGです。パスワードの保存方法は、LastPass, 1Password, Google Password Managerがオススメです。

 

WordPressセキュリティ大全が役立った

今回、当サイトのセキュリティを強化する際に「WordPressセキュリティ大全」の本を参照しました。

「パスワードの管理」、「データベースの守り方」、「SSL」、「パスワードの二段階認証」などを具体的に実行するためのやり方がくわしく書かれています。「WordPressセキュリティ大全」のおかげで、サクサクと作業をすることができました。

ユーザーの反響もいい感じです。

 

 

 

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あおねこ
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